藤木遊作はしんどすぎなのでは。

しんどいよ遊作くん：15 ページ15

「昨日のあの金髪女なんだったんだろうねー？」



「あの子可愛かったよな……」



「しかもPlaymakerと並ぶと美男美女って感じで素敵だった…！！」




「あれはあの子も惚れたな…」





クラス、学校、SNS、LINK VRAINSでもそう騒がれていた。



『やべぇ……やべーよ……』



私のせいで何も起こんないといいけどなー…






島「おい！藤木！！昨日のPlaymakerとGo鬼塚のデュエル見たか！？」




ﾁｯ…し…し……誰だっけ？



まぁいいや、とにかく麗しい遊作くんに話しかけるなんて許さん(憤怒)







遊作「いや、みていない。」




島「オイオイ！デュエルやってんだから少しは興味くらい持てよ！！」




遊作「で、何かあったのか？」





島「実はよ！！デュエルが始まって、少したったくらいのPlaymakerのターンのときなんだけどよ！
めちゃめちゃ可愛い女の子が降ってきたんだよ！！」




遊作「何で降ってきたんだ？」




島「それはよくわかんねーけど！！でもその子がすごぶる可愛くてだな…！！」





遊作「はぁ…そんなこと話すんだったら、お前はLINK VRAINSでデュエルでもしてくれば会えるんじゃないか？」



島「あっはは……心の準備が…！」









『ﾔﾍﾞｰﾖ…』



こんなにも広まるとは思ってなくて、正直ﾔﾍﾞｰﾖって感じ……。



しかも遊作くんの耳に入るとは……




恥ずかしいし、嬉しいし………



何かもうすごい(すごい)




予鈴が鳴り、今日最後の午後の授業で思わず眠くなってしまい

耐えられるハズもなく寝てしまった。

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