・ ページ17
もう...どこ行ったんだ夢子は...
追いかけていたはずなんだけど見失ってしまった。
A「夢子〜...?」
校舎の入り口の数段しかない階段のてっぺんまで登ると...
いかにも不機嫌な様子の夢子がいた。
近づいていって謝ろう...
A「夢子...ごめんね..?」
夢子「...」
A「ねぇね...って、え...!?」
夢子がいきなり押し倒すような真似をしてきた。
やんわりと、だけどそこには計り知れない怒りがこもっている。
下は大理石なので結構痛い。
A「った...なんで...」
夢子「あら...なんで、ですか?
私はてっきりお仕置きされたいがためにあんなことしておられるのだと思っていたのですが」
あんなこと...?私なんかした...?
すると夢子は人差し指で顎をクイっとしてきた。
夢子「無意識だったら尚更許せませんよ?
Aさんは私のものですのに...他の方とあんなに仲良くされていて。
Aさんは、私だけ見ていればいいんです」
A「そんな...見てるよ...」
夢子だけ見る?
私が恋人として見ているのは、いつだって夢子だけだよ?
夢子「あんなのじゃ足りません。
貴方の世界を、本当に私だけで満たしてください?
Aさんに必要なのは、私だけですから」
夢子が、狂気と愛憎で満ちたやけに美しい微笑みを向けてくる。
もう、自分の気持ちも分からなくなってしまった。
A「おかしいよ...こんなのっ」
平和な昼下がり、などとっくに消えてしまった。
夢子「うふふ...何を仰っているんですか?」
__『愛も狂っている方が面白いでしょう?』
Fin.
_________________
水飴さん!リクエストありがとうございました!
女の子もヤンデレってむずかすぃぃ...
予想通りじゃなかったらすみません(T-T)
70人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華 - 凄い良かったです!!リクエストって出来ますか?もし出来たら綺羅莉様やって貰えないでしょうか? (2021年4月22日 14時) (レス) id: e51f1f0173 (このIDを非表示/違反報告)
水飴 - みょかさん、全然大丈夫です!私もテスト期間なので忙しいです。テスト頑張ってください。 (2020年7月1日 16時) (レス) id: 57ce40a7b9 (このIDを非表示/違反報告)
みょか(プロフ) - こんばんは!作者のみょかです!更新が出来ておらず申し訳ございませんm(__)m只今テスト期間中でして...テストが終わり次第じゃんじゃん更新させていただきますので少々お待ちください!! (2020年6月28日 22時) (レス) id: bbd1b5f21e (このIDを非表示/違反報告)
みょか(プロフ) - 水飴さん» コメントありがとうございます!!書いて良かった〜( 〃▽〃)そんな!全然普通に読みやすいですよ!?気にならないのでこれからもコメントたくさんください!!(笑)リクエストありがとうございましたっ!! (2020年6月22日 6時) (レス) id: bbd1b5f21e (このIDを非表示/違反報告)
水飴 - みょかさん、私のリクエストに応えて素敵なお話を作って投稿してありがとうございました!!あといきなりなんですが私は学生なんですが、文章を書くのが苦手でたまに変な文章になってしまうので、読みづらかったり、変な事になってしまうかもです。 (2020年6月22日 0時) (レス) id: 57ce40a7b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みょか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Myokaka/
作成日時:2020年4月9日 14時