第二十七話 〈炭治郎と善逸、紅緒と緋音〉 ページ34
赤髪の少年は、竈門 炭治郎。
金髪の少年は、我妻 善逸。
善逸は、女に騙され借金を背負い、
その借金を“育手”が肩代わりをしたのだとか。
最終選別で死ねると思ったが、生き残ったから地獄の日々なのだと。
「イィヤァアアーーーーーーーッ！！いやああああ！！」
「きめぇ、ジ殺志願かよ」
「聞こえてんぞ、お前ええ！！」
「チッ」
「二人共、仲良くしないか」
「こらこら、喧嘩しちゃ駄目ですよ」
紅緒と善逸は気が合わないらしい。
×××××××××××××××××××××××××
「善逸の気持ちもわかるが、雀を困らせたらだめだ」
歩きながら、善逸は緋音のおにぎりを頬張る。
泣き疲れたらお腹が空いたのだ。
話題戻って。
何故、炭治郎は雀の言っている事がわかるのか問う。
「善逸がずっとそんな風で仕事に行きたがらないし、女の子にすぐちょっかい出す上にイビキも煩くて困ってるって…………
言ってるぞ」
「チュン」
「最後関係あるか？つうか、雀大丈夫か」
「すごいですね、竈門さん」
「言ってんの！？
鳥の言葉がわかるのかよ！？嘘だろ！？
俺を騙そうとしてるだろ。
あと、お前いくら何でもヒドすぎでしょ！！」
紅緒は少し不愉快そうに善逸を見た。
善逸はその目を見て、ビクッ！と肩を震えさせた。
「…うるせえな、キーキー叫ぶなよ。
俺は“お前”じゃない」
「な…っ、お前、名前言ってねぇじゃんか！！」
緋音はちょっとほっとした。
＿＿紅緒、我妻さんの事に怒ってるわけじゃなかった…。
紅緒の事だから、殴りかかると思ったのだ。
「私は多々良 緋音と言います。
こっちは四月一日 紅緒。
よろしくお願いします、竈門さん、我妻さん」
その時、炭治郎の鴉が叫んだ。
「カアア！！駆ケ足！！駆ケ足、炭治郎、善逸、緋音、紅緒、走レ！！
共ニ向カエ、次ノ場所マデ！！」
善逸は初めて鎹鴉が喋る事を知り、腰を抜かしていた。
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夢石榴(プロフ) - ルイトさん» あれ、ホントだ…。すみません、貼り直します！ご指摘ありがとうございます！ (2020年8月16日 14時) (
レス) id: e829fc57fc (このIDを非表示/違反報告)
ルイト - イラストが載ってません！ (2020年8月16日 14時) (レス) id: 428de47700 (このIDを非表示/違反報告)
夢石榴(プロフ) - 頑張ります。更新しまくります、とにかく。 (2020年2月16日 8時) (レス) id: e829fc57fc (このIDを非表示/違反報告)
星飼い(プロフ) - 宣伝メッチャありがとう！５０話突破おめでとう！自分もコラボできるように主要キャラさっっさとだすぞ！頑張れ！ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 95c1335c47 (このIDを非表示/違反報告)
星飼い(プロフ) - バレンタインですねっ！絶対に許さなぇ。まだ出てきてないキャラまで出してくれるの嬉しい。頑張って下さい！ (2020年2月14日 20時) (レス) id: 95c1335c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢石榴 | 作成日時：2019年12月23日 17時
