〜10〜プリンと決意 ページ11
Aside
『よしっ!!完成!!』
2時間かけて完成したのは
私のお姉ちゃんが大好きないちごのショートケーキ
ベタだなーって思われるけど
スイーツ作りの基本が備わっているから
練習にはぴったりなんだ〜
さーて、出来立てを食べよー!!
私がさっそく食べようとすると
?「君、僕のパートナーにならない?」
『えっ、どこから声が!?』
私一人だけの調理室に
男の子らしき声が・・・
?「ここだよ、ここ!!見えないの?」
『えっ!?』
私が見ているものは夢なのか!?
『小さい、男の子、スプーン!?』
?「一応見えてるね」
『しゃべったー!!』
?「そりゃ、僕だって喋るよ」
そう軽く私の話をあしらって
その小さいこびとみたいな男の子は
私が作ったショートケーキを食べた
?「ふーん、なかなかやるじゃん」
『あ、ありがとう?』
?「ただの転入生じゃないね、僕の目は正しかった」
『あのー、あなたは誰?』
?「ああ、ごめん
僕はスイーツ精霊のプリン
先ほどにも言ったように
君、僕のパートナーにならない?」
『スイーツ精霊ー!?』
えっ、何それ本当にいたの!?
っていうか、なんで私!?
プ「君のスイーツは素晴らしい
それに伸びしろがある
君は気づいてないみたいだけど
君にはスイーツ作りにおける
天性の才能を持っていると僕は思う」
『私が、天性の才能を・・・』
私がスイーツ作りにおける天性の才能を持ってる!?
そんな!?
まさかのまさか!?
プ「君は自分のスイーツを食べたことがあるか?」
『そういえば、なかったようなー』
プ「ならこのショートケーキを食べてみるといい」
プリンはそう言って
私の口にたショートケーキを押し込んだ
『おいしい・・・これ、私が作ったの!?』
なんて言えばいいのかわからないけど
すっごくおいしい
初めての味・・・
これを私が作ったなんて・・・
プ「ねっ君もわかったでしょ、自分の才能を」
『私、パティシエールに向いてる?』
プ「もちろん!!」
『プリン、私やりたいこと見つかった!!
私、パティシエールになる!!
おばあちゃんにも、お姉ちゃんにも負けない
世界一のパティシエールになる!!』
プ「よろしく、僕のパートナー」
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あんこ - ありがとうございます!学アリ大好きです!こちらもちゃんと更新するのでよろしくお願いいたします! (2017年11月6日 20時) (レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
・∀・パア - 面白いです!更新頑張ってください! (2017年10月25日 23時) (レス) id: f3e2ece8da (このIDを非表示/違反報告)
深琴 - 学園アリス知ってるんですね!私大好きなんです。 (2017年10月13日 16時) (レス) id: 2729c93af3 (このIDを非表示/違反報告)
♪ - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年10月3日 21時) (レス) id: cc8e1ca137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんこ | 作成日時:2017年9月22日 16時