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「でも、松潤が悪いわけじゃないんだ
確かに鏡を持っていたけど、ワザと落としたわけじゃないんだから」
そりゃそうだ。
だけどそれを簡単に許すなんて出来っこないだろう
多分、人間も吸血鬼も同じで....
「カズだってその事は分かってるんだよ、きっと
だけど、相葉ちゃんが変わってしまったのを受け入れるのはそう簡単じゃ無かった
それからずっと松潤を目の敵にしてるんだ...」
「松潤だって優しいんだよ？とっても」
そう言う智くんの瞳は深い哀しみで覆われてて
思わず「智くん...」とか言って抱きしめたい衝動に駆られた時
「うるさいな！！」
という相葉くんの声とその後に聞こえた大きな音にそんな考えは一瞬で吹っ飛んだ
「何があっ....た」
目の前に広がった光景に呆然とした
二宮が倒れてる
相葉くんの足下に倒れてる
「カズ！」
智くんの大きな呼びかけにハッとした
俺も急いで駆け寄ろうとしたら
「うぉ!?あ、俺縛られてるんだった！」
←忘れてた
くっそ...
智くんがカズを抱き起こして呼びかけてるのを
俺は見てることしかできない
「二宮...」
ふと、相葉くんを見た
「相葉、くん...？」
彼は無表情だった
まるで氷のように冷たい顔だった
それに、さっきまで深緑色だった瞳は
真っ黒だった
それは、普通の黒じゃない。
"真っ黒"
なんの感情も無かった。
光も、哀しみもなーんも無かった
そんな彼は右手を静かに智くんと二宮の上に翳したかと思うと
その手の平からドス黒い何かを放った
それはとてつもない速さで2人の元へ行った後
少し遅れて
ドオオォォォン!!!
ってデカイ音がした
「智くん！！」
煙で何にも見えないけど俺は確信していた
智くん、絶対生きてない
あんなのマトモに食らったら誰でもチーンでしょ
そんな事を考えてたらふと頭に響いた声
『そんなんで大野さんが死ぬ訳ないでしょ？』
「二宮！生きてたの!?」
『そーだよ、翔くん
俺はこんなことで死なないよ笑』
「さ、智くん!?」
煙が晴れて見えた光景は
「や、え？凍っ....てる？」
智くんの周りが全て凍っていた
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ユキムラ(プロフ) - 翔櫻井担さん» ありがとうございます！楽しんで頂けたのであれば幸いです♪ (2015年7月13日 16時) (
レス) id: 8cc00c0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
翔櫻井担(プロフ) - 続編ありがとうございます。面白かったです。 (2015年7月12日 22時) (レス) id: 85cbe76d84 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - やった！めっちゃ楽しみです！ゆっくりでいいのでじっくり書いてください♪今からワクワクです♪頑張ってください☆ (2015年7月9日 23時) (レス) id: a30b940b27 (このIDを非表示/違反報告)
ユキムラ(プロフ) - けーむ。さん» ありがとうございます！続編については、番外編みたいな感じでOさんとSさんがどうなったのか。みたいのを書こうかなぁなんて考えております。ので、投稿した際にはよろしくお願いします！笑 (2015年7月9日 23時) (レス) id: 8cc00c0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
ユキムラ(プロフ) - 莉歩さん» ありがとうございます！本当ですか!?嬉しすぎて感無量です...(泣) 続編とまではいかないかもですが、OさんとSさんのその後は書こうかなぁと思っております。期待に応えられるよう頑張ります！笑 (2015年7月9日 23時) (レス) id: 8cc00c0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキムラ | 作成日時：2015年5月21日 22時
