…俺と、仲良くしませんか？【完】

Story＊２３ ページ23

次の日。
朝登校していると、先輩の姿が見えた。
いつもなら、見ているだけだが今日は違った。

「あ！ジフン君、おはよう！」
WZ「お、はようございます…」

先輩から声をかけてくれた。
一緒に登校して、後者の中に入ったけど学年が違うから途中で別れた。
それから、廊下ですれ違ったり俺がウォヌの教室に行ったりする時には
声をかけてくれるようになった。

たまには一緒にご飯を食べたり、音楽室でピアノを弾いて曲を一緒に作ったり
一緒にバイト先まで行ったりする仲になった。
最初の方は緊張してたけど、慣れた今では平気である。


…胸の高鳴りは相変わらずだが。


そんなある日の事だった。
ウォヌとミンハオとミンギュとジュニ先輩とスニョン達とバイト先とは
また別のファミレスに遊びに行ってたら、幼馴染のサラが居た。

サラ「あれ？ジフナだぁ〜！」
WZ「うわ」
サラ「え、あからさまに嫌がらないで、傷付くよ？」
WZ「しらね」
サラ「…ぴえん」←

サラが泣くふりを始めたが、無視する。
ここに来た理由を聞くと、サラはどうやらA先輩の友達らしくて
A先輩が遊びに行ってて暇だったからここに来たらしい。

WN「マジか…お前、Aさんと友達だったんだな」
サラ「うん！中学の時に委員会が一緒だったから！」
HS「ふーん」

まさか、サラがA先輩と友達だとは思わなかった。
マジでびっくりした。
驚いている中、スニョンだけは面白くなさそうに相槌した。
サラのコイバナがいつの間にか始まっていて、聞き慣れている筈なのに
スニョンが面白くなさそうに眉を顰めて、そっぽ向いている。

…もしかして、こいつ…サラの事…？
いや、でも無いよ、な…？
前にも…。

HS『サラの事、興味ないし恋愛感情抱くわけないじゃん…』

って言ってたし…。

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