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Story*21 ページ21

HS「今日もバイトー?」
WZ「そうだけど…」

最近、ミンハオがちょこちょこっと部活に顔を出しているのか、
放課後にスニョンが俺のクラスに来る事が多くなった。

HS「てか、そろそろバイト先教えてよ〜!!」
WZ「なんでだよ、絶対来るだろ」
HS「行くよ」
WZ「ほらな、それが嫌なんだよ」

俺がバイト始めた時からずっと、バイト先を教えろ!とうるさいスニョン。
最初の方はミンギュも言っていたけど、今じゃミンハオと一緒にスニョンを
宥めている。

WZ「時間がないからもう行くわ、じゃ」
HS「おー!気を付けてな!!」

まぁ、最終的には笑顔で送り出してくれるんだけど。
ダッシュでバイト先に向かって、控室にそそくさと入る。

WZ「すみません、遅れました」
「…あれ、その制服って涙花(るいか)高校の?」
WZ「はい、そうです…けど……」
「一緒の高校だ〜!初めまして!3年のヤン・Aです!」

まさか…本当にシフトが被るなんて……。

夢か何かか?

驚いて固まっていると、先輩が俺の顔の前で手を振った。
その行動を見て、我に戻った。

WZ「あ、俺は…2年のイ・ジフンです…チョン・ウォヌ…先輩の幼馴染です」
「え!2年生に見えないし、ウォヌ君と幼馴染なんだぁ〜!
ふふっ…これからもよろしくね?


ジフン君」


―ドクンッ


A、先輩に俺の名前を呼んで貰えただけなのに胸が高鳴った。

呼んで貰えて、話せるだけでで嬉しいのに、目の前で笑顔が見れて
とてつもなく嬉しくて、幸せだ…。

凄い幸せで思わず、顔を俯かせる。
A先輩が思い出したように声を出したから、顔を上げると微笑んで
俺を見る先輩の瞳にぶつかる。

「ジフン君、連絡先教えて?何かバイトで困ったら送ってくれて良いからね!」
WZ「あ、はい…ありがとうございます」

まさか、先輩から連絡先を聞かれるとは思わなかった…。
先輩の連絡先も貰えて、浮かれたままバイトをした。

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リノ - すごく良かったです!!私コメント書きながらスマホでウジくん見てました!!これからも頑張ってください!! (2020年9月14日 0時) (レス) id: 8c747dd579 (このIDを非表示/違反報告)
うすす(プロフ) - 完結おめでとうございます!遅刻してすみません。終わり方が最高です。凄くきゅんきゅんしました。私も見習いたい限りです。素敵な作品ありがとうございました! (2020年8月30日 18時) (レス) id: b192477b3c (このIDを非表示/違反報告)
幸x翡翠-共同垢-(プロフ) - うすすさん» コメント遅くなってごめんなさい!!本当ですか!?ありがとうございます!更新頑張ります!! (2020年8月16日 17時) (レス) id: 017d14f16c (このIDを非表示/違反報告)
うすす(プロフ) - もうとにかくイジフン可愛いです。すごく面白くてきゅんきゅんさせてもらってます。更新楽しみに待ってます~! (2020年8月15日 12時) (レス) id: b192477b3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幸x翡翠-共同垢- | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/itkt06081/  
作成日時:2020年7月26日 19時

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