Story＊１１ ページ11
WZ「…ていう事があってさ…」
ウォヌを呼ぶと誰も居なかった生徒会室に案内されて、中で話す事になった。
２か月前の音楽室の事とその後のウォヌ達の体育の事を話すと苦笑された。
WN「お、おう…その２か月間、何もしてないんだな」
WZ「ん…だって、その人先輩だからさ何も接点ないじゃん？」
WN「…いや、そうだけどさ…なんでもっと早く言わないかな」
溜息を吐きながら、かけていた丸眼鏡を外してテーブルに置いた。
再び、俺を見て微笑を浮かべた。
WN「…もう一度、その人の特徴教えて？」
そう言った、ウォヌに覚えてる限りの特徴を言うと目を見開いて絶句した。
どうしたのか聞くと、ニヤリと不敵に笑って衝撃的な言葉を発した。
WN「いや…そいつ…
俺のクラスメイトで席、隣なんだわ」
こちらが絶句する番だった。
…２か月前に会った先輩は、まさかの
ウォヌのクラスメートで、しかも隣の席の人でした。
WZ「…マジ、かよ…」
WN「本当だ、その様子じゃ名前も知らなさそうだね」
WZ「…知らないに決まってんだろ」
WN「はは、だと思った…名前はヤン・Aだよ」
WZ「A、先輩…」
ウォヌから教えて貰った先輩の名前を噛み締めるように呟く。
目を閉じて、もう一度心の中で呼んでみると心臓がうるさく鳴り始めたが、
胸が温かくて、どこかくすぐったい気分になる。
WN「…ふ、久し振りにジフナの柔らかい笑顔を見たわ」
WZ「うるさい」
WN「そんな照れんなよ〜」
ニヤニヤしながら、そう言ってくるウォヌを睨む。
…だが、確かに久し振りに柔らかく笑った気がする。
今まで、女子の話になっても笑わずに無表情で居たり、興味なくて聞いていない事が
多かったが、久し振りに、笑った気がする。
WN「そっかぁ…ジフナにも春が来たか〜」
WZ「は？」
WN「いや、なんでもない」
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リノ - すごく良かったです！！私コメント書きながらスマホでウジくん見てました！！これからも頑張ってください！！ (2020年9月14日 0時) (
レス) id: 8c747dd579 (このIDを非表示/違反報告)
うすす(プロフ) - 完結おめでとうございます！遅刻してすみません。終わり方が最高です。凄くきゅんきゅんしました。私も見習いたい限りです。素敵な作品ありがとうございました！ (2020年8月30日 18時) (レス) id: b192477b3c (このIDを非表示/違反報告)
幸x翡翠-共同垢-(プロフ) - うすすさん» コメント遅くなってごめんなさい！！本当ですか！？ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 017d14f16c (このIDを非表示/違反報告)
うすす(プロフ) - もうとにかくイジフン可愛いです。すごく面白くてきゅんきゅんさせてもらってます。更新楽しみに待ってます~！ (2020年8月15日 12時) (レス) id: b192477b3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸x翡翠-共同垢- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/itkt06081/
作成日時：2020年7月26日 19時
