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198話 ページ6

「ヘえ!小鉄くん十歳かぁ」



「うん!」



「俺の弟…」



ザッ



決心を固めた小鉄くんと話をしながら元の場所に戻っている途中戦闘訓練をしている筈の時透くんが私達の横を通りすぎた



「えっ?もう終わったんですか!?」



夜までかかる戦闘訓練を大分早く終えた彼に私達は驚く



「終わった…いい訓練になったよ。誰だっけ……あ、そうか。俺の刀折れちゃったからこの刀貰って行くね」



そう言って手に持つのは絡繰の腕のついた刀だった



「……!!」



『ちょっと…君っ!!』



「何…?」



ダッ



「あっ小鉄くん!!」



一目散に駆け出した小鉄くんを炭治郎が呼び止めるも止まらずに走っていく



そんな小鉄くんを気にすることもなく時透くんは折れた刀を炭治郎に投げ渡すと処分しといてと行って去ってしまった



『炭治郎…大丈夫?』



鍔の部分がおでこに当たっていたし…痛そう



「大丈夫だよ…それにしても彼、悪意の匂いはしないんだよな。わざとでもないみたいだし」



『そうなの?』



「ああ。…あの鴉は全力で悪意があるけど」



『はは…』



確かに炭治郎のこと凄く下に見てる感じがするもんね(汗



それから小鉄くんを追いかけ時透くん達が戦っていた場所に着くとそこには倒れている絡繰とそれを見て立ち尽くしている小鉄くんの姿があった



なんと声をかければいいかわからず私達も立ち尽くしているとポツポツと雨が降ってきた



「小鉄くん確認しよう!まだ動くかどうか」



その言葉にハッとした小鉄くんと一緒に絡繰を起こし起動させる



「……」



「動かない…やっぱりもう…」



諦めかけたその時



ギュルギュルル__



『っ!見て!』



「!」



突如歯車が回りだし絡繰が動き出した



「やった!動いたね小鉄くん!」



『よかったね…!』



二人で手を合わせたりして喜ぶ



「……そうですね。Aさん、炭治郎さん。これで修業してあの澄ました顔の糞ガキよりも絶対に強くなってくださいね…!!全力で協力しますので…!!」



……え?

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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ななの - とても面白くて最後まで読みました! 質問なんですが、月の呼吸は既に上弦の壱が使っていたような…? (2020年3月31日 9時) (レス) id: 6dcd13d9c1 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 続き気になります!更新楽しみにしてます! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - 面白いです!最高です!更新頑張ってください!! (2019年12月15日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁむ。(プロフ) - やっとここまで追い付きました!原作にきちんと沿っていてとても面白いです!!更新無理のない程度に頑張ってください!ちなみに私は無一郎と善逸と累が好きです。(同担拒否ならすみません。) (2019年12月4日 21時) (レス) id: e5c704bd79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫2(プロフ) - 、さん» 消すの忘れてました!教えてくれてありがとうございました (2019年11月22日 0時) (レス) id: 232f9af604 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年11月21日 16時

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