101話 ページ6
眠っている禰豆子へ
今日も伊之助は落ち込みまくってます。
「俺ッテ本当ニ弱イナ…ゴメンネ」
『伊之助…』
喉の怪我は少しずつ治り大分元の声に戻ってきている
そろそろいつもの伊之助に戻ってほしい…だから私は励まそうと伊之助に声をかけた
『炭治郎に聞いたよ。伊之助、あの大きな鬼と一人で戦ったんだって…？』
「ウン…」
『すごいよ…一人で倒すなんて』
「……俺ガ倒シタンジャナイ(ズーン」
『え…？』
なんだか更に落ち込んじゃった気が
『じゃあ誰が倒したの？』
「半々羽織ノ男ガ技一ツデ鬼ノ体ヲバラバラニ切ッテタ…」
それって冨岡さんじゃ…
「俺ジャ手モ足も出ナカッタノニ…」
『で、でもその鬼と戦って生き残っただけでも…』
「後少シ来ルノガ遅カッタラ死デタ…」
『…ごめんね』
禰豆子…私じゃ力不足だったみたい
自然にいつもの伊之助に戻るのをそっと待つしかないみたいです
『…(ズーン…』
「Aちゃんどうしたの？元気ないね」
『私じゃ力不足だったの…』
「えっ何の！？」
「どうやら伊之助を励まそうと一人で頑張ってたみたいなんだけど何故か更に落ち込ませちゃったみたいなんだ」
『…役立たずだよね』
「そんなことないって！オイコラァァ！！伊之助ェェェ！Aちゃんが折角慰めてくれたってのに悲しませるとは何事じゃあああ！」
「面倒クサイ奴デゴメンネ…」
「謝るんだったらさっさといつもの調子に戻りやがれええぇ！」
ガクガクと伊之助の襟を引っ張る善逸に炭治郎はまあまあと落ち着かせる
そんな時コンコンとロック音がした
「よっ」
「村田さん！！」
『村田…』
「村田“さん“な」
はいはい…
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください！！ (2019年10月5日 20時) (
レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき姫2 | 作成日時：2019年9月24日 16時
