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141話 ページ46

ええと、ここかな?



鯉夏さんの部屋に着き中を覗くと二人の女の子がヒソヒソと内緒話をしていた



「京極屋の女将さんが窓から落ちて死んじゃったんだって。怖いね気をつけようね」



「最近は足抜けしていなくなる姐さんも多いしね。怖いね」



ヒョイ



「足抜けって何?」



「えーーっ炭ちゃん知らないのぉ!?」



「ていうかすごい荷物だね!」



「鯉夏花魁への贈り物だよ」



大量の荷物を床に下ろし話を聞く為に女の子達に近寄る



「足抜けっていうのはねぇ借金を返さずにここから逃げることだよ」



「見つかったらひどいんだよ」



「そうなんだ…」



「好きな男の人と逃げきれる人もいるんだけどね」



「こないだだって須磨花魁が…」



「!」



須磨!



宇髄さんの奥さんだ…



「あの…」



「噂話はよしなさい、本当に逃げきれたかどうかなんて…誰にもわからないのよ」



「はぁい」



鯉夏さん…!



「運んでくれてありがとう。おいで」



「はい!」



鯉夏に呼ばれ近づくと手を出してと言われ言われた通りにする



凄く綺麗な人だ



Aや伊之助、それにしのぶさんの顔を見て慣れてるとはいえ近くで見ると照れるな



「お菓子をあげようね。ひとりでこっそり食べるのよ」



「わっちも欲しい!」



「花魁、花魁!」



「だめよ。さっき食べたでしょう」



「あの…須磨花魁は足抜けしたんですか?」



「!どうしてそんな事聞くんだい?」



警戒されてる



うまく聞かないと須磨さんのことを…



「ええと…」



真剣な顔でじっと見つめてくる鯉夏さんに汗をだくだく流しながら必死に言い訳を考える



「須磨花魁は私の…私の」



っそうだ!



これならなんとか誤魔化せるはず…!



「あ、姉なんです!」



そう言った俺の顔を見て鯉夏さん達は悲鳴をあげそうな顔をして衝撃を受けていた



※正直者の炭治郎は嘘をつく時普通の顔ができない。とても辛くて変顔になってしまうのだ

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください!! (2019年10月5日 20時) (レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年9月24日 16時

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