139話 ページ44
「ほんとにダメだなお前らは。二束三文でしか売れねぇじゃねぇか」
それはこの化粧のせいだと思う
「俺アナタとは口利かないんで…」
「女装させたからキレてんのか？何でも言うこと聞くって言っただろうが」
「(女装なんてどうでもいいんじゃボケが…オメーの面だよ。普通に男前じゃねぇかふざけんなよ)」
「オイ！なんかあの辺人間がウジャコラ集まってんぞ！」
『ほんとだ…何やってるんだろ？』
「あーありゃ花魁道中だな。”ときと屋”の鯉夏花魁だ」
ときと屋って炭治郎が入った店だ
綺麗な人…
「一番位の高い遊女が客を迎えに行ってんだよ。それにしても派手だぜ。いくらかかってんだ？」
すると鯉夏花魁を見た善逸は涙を浮かべながら宇髄に掴みかかった
「嫁！？もしや嫁ですか！？」
「近い！！」
「あの美女が嫁なの！？あんまりだよ！！三人もいるの皆あんな美女すか！！」
「嫁じゃねぇよ！！」
「ブヘッ」
「こういう番付に名前が載るからわかるんだよ！！」
あの…皆さっきから後ろのおばさんに凄く見られてるんだけどどうしよう(汗
「歩くの遅っ山の中にいたらすぐ殺されるぜ」
「(じーーっ」
あっ、今度は伊之助を見た
「ちょいと旦那。この二人うちで引き取らせて貰うよ。いいかい？”荻本屋”の遣手…アタシの目に狂いはないさ…ククッ」
「”荻本屋”さん！そりゃありがたい！しかも元々その子達は一緒に引き取らせて貰おうとしてたんです！ありがとうございます」
「？」
よくわかってない伊之助は首を傾げ私は善逸に近寄り肩をポンと叩く
『じゃあね善逸…頑張って』
「え？ええっ？？」
「さ、行くわよ」
『はい…』
「？」
「達者でなA、猪子」
荻本屋の奥さんに連れられる私と伊之助に手を振り見送った宇髄は一人残された善逸を見て溜め息をつく
「ハッ…(やだ、アタイだけ余ってる！)」
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください！！ (2019年10月5日 20時) (
レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき姫2 | 作成日時：2019年9月24日 16時
