137話 ページ42
藤の家に着くと宇髄は店の亭主に偉そうな感じであれやこれやと色んな物を用意するように言っていた
「遅かったな」
「アンタが速いだけですよ…(ゲッソリ」
部屋に案内され一息つくと任務のことを聞いた
「遊郭に潜入したらまず俺の嫁を探せ。俺も鬼の情報を探るから」
お茶を飲む炭治郎、お茶請けをガツガツ食べる伊之助、そんな伊之助を注意する私、宇髄の言葉に固まる善逸
だが善逸はすぐにハッと気を取り戻すと宇髄に叫んだ
「とんでもねぇ話だ!!」
「あ”あ?」
「ふざけないでいただきたい!!自分の個人的な嫁探しに部下を使うとは!!」
「はあ?何勘違いしてやがる!」
「いいや!言わせてもらおう!アンタみたいに奇妙奇天烈な奴はモテないでしょうとも!!だがしかし!!鬼殺隊員である俺達をアンタ嫁が欲しいからって!(泣」
「馬ァ鹿かテメェ!!俺の嫁が遊郭に潜入して鬼の情報収集に励んでんだよ!!定期連絡が途絶えたから俺も行くんだっての!」
善逸の言葉にぶちギレた宇髄がそう言うと善逸は少し間を置いて
「そういう妄想をしてらっしゃるんでしょ?」
と可哀想な人を見る目でそう言った
「クソガキが!!(激怒」
善逸そこまでこの人に嫁がいることを認めたくないんだ…
「これが鴉経由で届いた手紙だ!!」
証拠とばかりに懐から取り出した手紙の束を善逸の顔面に投げつける
「随分多いですね。かなり長い期間潜入されてるんですか?」
『あれ?この手紙こっちの手紙と字が違う…』
なんで?
「そりゃ三人いるからな。嫁」
「三人!?嫁…さ…三!?テメッ…テメェ!!なんで嫁三人もいんだよ!ざっけんなよ!!」
ドゴッ
「おごえっ」
嫁が三人もいることにぶちギレた善逸にこちらもぶちギレてる宇髄の怒りの拳を腹に喰らい善逸は悶絶しながら気絶した
「「『……(汗』」」
「何か文句あるか?(ゴゴゴッ」
ありません…
「あの…手紙で来る時は極力目立たぬようにと難度も念押ししてあるんですが…具体的にどうするんですか?」
「そりゃまあ変装よ不本意だが地味にな。お前らには”あることをして”潜入してもらう」
あること…?何をするんだろう?
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください!! (2019年10月5日 20時) (レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年9月24日 16時