136話遊郭潜入大作戦 ページ41
「いいか？俺は神だ！お前らは塵だ！まず最初はそれをしっかりと頭に叩き込め！！ねじ込め！！俺が犬になれと言ったら犬になり猿になれと言ったら猿になれ！！」
「猫背で揉み手をしながら俺の機嫌を常に伺い全身全霊でへつらうのだ！そしてもう一度言う＿＿俺は神だ！！」
「「「『……』」」」
「(やべぇ奴だ…)」
宇髄の宣言を聞いて皆が黙り混んでいると炭治郎がバッと手を上げた
「具体的に何を司る神ですか？」
「(とんでもねぇ奴だ…)」
「いい質問だ。お前は見込みがある」
流石だね炭治郎。見込みあるって！
「派手を司る神…祭りの神だ」
「(アホだな。アホを司ってるな間違いなく)」
『お祭りって派手なの…？』
「馬鹿かてめェは！祭りは派手派手に決まってんだろ！？屋台を照す沢山の灯火、大勢の民が賑わう声、あのギラギラでド派手に目立つ神輿！そんな祭りのどこが派手じゃねぇって言うんだ！」
『なるほど…』
「(えっ！？それで納得しちゃうのAちゃん！？それでいいの！？)」
善逸が一人で百面相をしている中、宇髄が神だと聞いた伊之助が自己紹介する
「俺は山の王だ。よろしくな祭りの神」
「何言ってんだお前…気持ち悪い奴だな」
「(いやアンタとどっこいどっこいだろ！！引くんだ！？)」
「んだとこの野郎！？」
「何度でも言う。キモイ」
「ウリイィィィ！！」
『伊之助落ち着いて…』
折角珍しく伊之助がまとも(？)に自己紹介したのに…可哀想伊之助
「花街までの道のりの途中に藤の家があるからそこで準備を整える。付いて来い」
宇髄は私達に背を向けると風のようにフッと消えた
「消えた！？」
「あっ！はや！？もうあの距離胡麻粒みたいになっとる！！」
目を凝らして見てみれば確かに小さな黒い影としか認識出来ないぐらいに離れている
速い…あの一瞬であんな距離まで…
「これが祭りの神の力…！！」
「いやあの人は柱の宇髄天元さんだよ」
「追わないと追わないと！！」
『見失う前に急ご』
慌てて私達は宇髄の後を全力で追ったのだった
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください！！ (2019年10月5日 20時) (
レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき姫2 | 作成日時：2019年9月24日 16時
