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127話 ページ32

炭治郎side



目の前で繰り広げられる戦いを俺達はただ呆然と見つめることしかできなかった



速い…目で追えない!!



これが柱と上弦の戦いなのか!?



「今まで殺してきた柱達に炎はいなかったな。そして俺の誘いに頷く者もいなかった。なぜだろうな?同じく武の道を極める者として理解しかねる」



「選ばれた者しか鬼になれないというのに…素晴らしき才能を持つ者が醜く衰えてゆく。俺はつらい!耐えられない!死んでくれ杏寿郎!若く強いまま!破壊殺・空式!」



「肆ノ型 盛炎のうねり」



猗窩座の攻撃を煉獄さんが防ぐ



煉獄さん凄い…上弦と互角にやりあってる!



「(虚空を拳で打つと攻撃がこちらまで来る。一瞬にも満たない速度。このまま距離を取って戦われると頸を斬るのはやっかいだ。…ならば近づくまで!!)」



ドン



一瞬で煉獄さんが猗窩座の目の前に立つ



「この素晴らしい反応速度!」



煉獄さんと猗窩座の攻めと防御が繰り返される



「この素晴らしい剣技も失われていくのだ杏寿郎!悲しくはないのか!?」



「誰もがそうだ!人間なら!!当然のことだ!」



俺も戦わなきゃ…刀を…



「動くな!!傷が開いたら致命傷になるぞ!!竈門少女もだ!全員待機命令!!」



「(ビクッ」



立ち上がろうとすると煉獄さんに怒鳴られ思わず体をこわばらせる



あんなに戦いに集中してるのに俺の動きに気づくなんて



隣に目を向けるとAは刀を構えている状態だった。俺と同じでAも煉獄さんに加勢しようとしてたのだ。だからAにも言ったのかと納得する



「弱者に構うな杏寿郎!!全力を出せ俺に集中しろ!!」



「炎の呼吸・伍ノ型_」



「オイ鬼じゃねぇか!新手か!?」



「伊之助…」



騒ぎを聞きつけ戻ってきた伊之助は二人の戦いを見てピタリと立ち止まる



「(すげぇ!!)」



「破壊殺・乱式!!!」



「炎虎!!!」



二人の技がぶつかり合い轟音が響いた

128話上弦の力・柱の力→←126話猗窩座



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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください!! (2019年10月5日 20時) (レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年9月24日 16時

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