121話 ページ26
「「「あはははは！」」」
「そんな事があったんだ」
「ほんとビックリしちゃったよ！あの姉ちゃんが大泣きするんだもん！」
『もう言わないで…』
恥ずかしい…
私の目の前には家族の皆がいた
お母さん、お父さん、炭治郎、禰豆子、竹雄、茂、花子、六太の皆が笑ってる
私が大好きだった光景…
あれ…”だった”？
「でも大丈夫なの？夢であんなに取り乱すなんて…疲れてるんじゃ」
『大丈夫だよお母さん…もう平気だから』
「一体どんな夢を見たの？」
『えーと…良く思い出せない…悪い夢だったのはわかるんだけど』
思い出そうとしても何かが邪魔をして思い出すことができない
「まあ、夢は大体そんなものだろう」
「そうだね」
「あっ、ねえねえAお姉ちゃん！」
『花子どうしたの？』
「髪結ってくれない？Aお姉ちゃんとお揃いの三つ編みにしたいの！」
『いいよ』
「やったー！」
「じゃあ私、お姉ちゃんの髪結いたい！」
「それじゃあ禰豆子お姉ちゃんも一緒に三人でお揃いにしよう！」
『それいいね…』
平和で穏やかな普通の日々
ああ…幸せだな
そんな私達の様子を影からこっそり見ている一人の少年がいた
「(あの女に見つかる前に速く核を壊さないと)」
家の壁からこっそりと木の影に隠れその場から離れていく
『あれ…？』
「どうしたの？」
『今誰かが通った気が…(気のせい？)』
「あった！壁だ！」
少年は鬼に渡された錐を取り出すとその壁に突き刺した。その瞬間その場の景色が変わり空一面に青空が広がり地面は水面になっていて何故か月が映っている
「(ここがあいつの無意識領域…)ハッ…見惚れてる場合じゃない。早く核を壊さないと」
慌てて核を探しに歩きだそうとするとカチャッと音がした。そのまま視線を下に向けると首元に刀を当てられていた
「ヒッ…」
『入って来ないで…』
「！？」
『此処は私だけのもので、私の世界なんだから…』
「(なっ…なんで無意識領域に人がいるんだよ！？)」
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください！！ (2019年10月5日 20時) (
レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき姫2 | 作成日時：2019年9月24日 16時
