118話 ページ23
警備員に刀を見つかり逃げることを余地なくされた私達は一旦その場から離れることにした
「政府公認の組織じゃないからな俺たち鬼殺隊…堂々と刀持って歩けないんだよホントは。鬼がどうのこうの言っても却々信じてもらえんし混乱するだろ」
「一生懸命頑張ってるのに…」
「まぁ仕方ねぇよとりあえず刀は背中に隠そう」
善逸の言うとおりに背中に刀を隠すことにしたんだけど
『私、羽織持ってない』
「あっそうだった！どうする？俺がお前のも持とうか？」
『ううん…禰豆子の箱を背負って隠すよ』
これならなんとかなるだろうし…
炭治郎から箱を受け取り背中と箱で刀を挟むようにする
背中が曲げられなくて違和感が…
同じく上半身で刀を隠せない伊之助は大きな布をマントの様に結んで背中が見えないようにした
「無限列車っていうのに乗れば煉獄さんと会えるはずなんだけど…すでに煉獄さん乗り込んでるらしい」
「その人に会うのかよ。じゃあ切符買ってくるから静かにしてるんだぞ」
「わかった！ありがとう！」
そして善逸が買ってきてくれた切符を持つと伊之助が私の手を引っ張って「行くぞA！一番乗りだアァ！！」と列車に入っていく
「うおおおお！！腹の中だ！！主の腹の中だうぉおお！！戦いの始まりだ！！」
「うるせーよ！！しかもAちゃん引っ張ってくんじゃねぇ！！」
伊之助まだ列車のこと生き物だと思ってるんだ
「柱だっけ？その煉獄さん、顔とかちゃんとわかるのか？」
「うん派手な髪の人だったし匂いも覚えているからだいぶ近づいて…」
「うまい！」
『…炭治郎いたよ』
「えっ」
『あの人…』
「うまい！うまい！うまい！」
すごくお弁当食べてうまいって叫んでる
「うまい！うまい！うまい！」
「あの人か炎柱…？」
「うまい！」
「うん…」
「ただの食いしん坊じゃなくて？」
「うん…」
「うまい！」
「あの…すみません」
「うまい！」
「れ、煉獄さん」
「うまい！」
「あ、もうそれはすごくわかりました…(汗」
この人を見て思ったこと…すごく変な人
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください！！ (2019年10月5日 20時) (
レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき姫2 | 作成日時：2019年9月24日 16時
