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113話君は ページ18

『炎柱…?』



「煉獄杏寿郎って名前らしい。ほらあの金髪で毛先が赤い人だ」



『ああ…あの人』



蛇の人と傷の人の次に禰豆子を認めなかった人



「そんな顔するな。あの人は俺達に何もしなかっただろう?」



『そうだけど…』



顔に出ちゃってたみたい…でも炭治郎を苦しめた蛇の人と禰豆子を斬った傷の人は許さないから



『その人がどうしたの?』



「あの人にヒノカミ神楽のことを知らないか聞いてみたいんだ」



どうやら炭治郎は下弦の伍との戦いでお父さんが舞っていた”ヒノカミ神楽”を思いだし技として使ったらしい



私も呼吸のことは知っていたけどヒノカミ神楽のことはよく分からない



「ヒノカミ神楽と同じ火というか炎…?を使う煉獄さんに話を聞いてみようと思って。今は任務中みたいだからとりあえずしのぶさんにお願いして手紙を送って貰ったんだ」



『まあ、傷も治って任務に行けるようになったし…いいよ一緒に行く』



「ありがとうA!じゃあ早速任務に行く準備をしよう!」



満面の笑みで私の手を引く炭治郎に着いていくとふと曲がり角に人影が見えた



『炭治郎危ない』



「え?」



ドンッ



前を見ていなかった炭治郎は横から歩いてきた人にぶつかってしまった



「ご、ごめん!大丈夫か!?って君は…」



「……」



炭治郎にぶつかったのは最終選別の時に炭治郎に腕を折られた男の子



彼は無言で炭治郎を見てから続けて私に視線を向けると何故か少し頬を赤く染めた



『?』



「っ!」



バッと私から顔を背けるとそのまま去っていく彼の背中に炭治郎は声をかける



「久しぶり!元気そうでよかった!」



「(無視」



「ええっ無視された!?なにか失礼な事をしてしまったか!?」



『腕折ったこと根に持ってるんじゃない?』

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください!! (2019年10月5日 20時) (レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年9月24日 16時

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