70話 ページ23
鴉が四人を連れていったのは藤の花の家紋の家だった
「カァアーー！！休息！！休息！！負傷ニツキ完治スルマデ休息セヨ！！」
「えっ休んでいいのか？俺達今回怪我したまま鬼と戦ったけど…」
「ケケケッ」
ケケケッて…
ギイィィ
「はい…」
「あっ夜分遅くに申し訳ありません！」
「お化けっ…お化けだっ！」
「こらっ！！」
失礼だろう！
「鬼狩り様でございますね」
「弱っちそうだな…(つんつん」
『伊之助、だめ』
「どうぞ…」
おばあさんに案内されるまま俺達は屋敷の中を歩く
「こちらでございます」
ガラッ
「お召し物でございます。先にお風呂へどうぞ」
「ありがとうございます！」
俺達は風呂で体の汚れを落とし、用意された浴衣に着替えた
『炭治郎…』
「お、Aも上がったのか」
『うん…』
風呂上がりで少し濡れているAの髪はいつものお団子に三つ編みではなく、後ろに緩く三つ編みで一つにまとめていた
「はわわ…浴衣姿にお下げのAちゃん……素敵だ！！」
ガラッ
「お食事でございます」
「妖怪だよ炭治郎！！あの婆さん妖怪だ！速いもの異様に！妖怪だよ妖怪婆…」
ごっちん
「善逸！失礼だぞ！！」
「だ、だってぇ(涙」
鴉の話ではこの藤の花の家紋の家は鬼狩りに命を救われた一族であり鬼狩りであれば無償で尽くしてくれるそうだ
ガツガツガッ
伊之助は食べ方がめっぽう汚かった
「箸使えよ…」
伊之助は自分のおかずをある程度食べると俺のおかずを横取りする
「フフフフフッ…(ニヤニヤ」
「そんなにお腹が空いてるならこれも食べていいぞ？」
「あ“あ？」
ふふ、昔はよく茂と竹雄がおかずの取り合いとかしてたっけ。それで俺とAが二人に自分の分のおかずをあげてた。懐かしいなぁ…
「ほら」
「ちげえぇぇ！！」
「(コイツ完全に箱のこと忘れてんな…ふざけんなよこの野郎！そんなすぐどうでもよくなるならなんで俺のことボカスカボカスカ叩きまくったんだこの野郎！！馬鹿！まつ毛！！)」
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るるら - とても面白いです！ でも月の呼吸は上弦の壱が使用していたような…？ (2020年3月31日 8時) (
レス) id: 6dcd13d9c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫2(プロフ) - ジュラさん» 本当ですね！教えてくれてありがとうございます！ (2019年9月20日 18時) (レス) id: 232f9af604 (このIDを非表示/違反報告)
ジュラ(プロフ) - いつも小説を楽しみに見ています!!とても面白い作品で、続きが気になって仕方ありません!!そして早速なのですが誤字を見つけました。煉獄杏寿郎の｢ごく｣の字が違います。｢国｣ではなく｢獄｣です。 (2019年9月20日 18時) (レス) id: 7c545174f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき姫2 | 作成日時：2019年8月31日 17時
