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不器用な風柱たち ページ9
『煉獄に、求婚されてたんだな。』
『実弥には、関係ないでしょ。』
『そう、だな。
俺には、関係ねぇ話だな。』
『ごめん、帰るね。』
『A、おまえ、煉獄のこと…。』
『何が聞きたいの？』
『煉獄のこと、、、
煉獄に、惚れてたんか？』
『だったら、どうだって言うの？
何にも、わかってないくせに！！
実弥には、わかんないよ、
私の気持ちなんて！！
私は、誰のものにもなっちゃいけない！
なっちゃいけないんだよ(泣)
そうでしょ？
違う？
もし、
もしも、誰かの、誰かだけのものになるんなら、、、
私は、、、s』
A、俺もそう思ってる。
誰のもんにもなっちゃいけねぇってな。
だけどな、俺は、
おまえを俺のもんにしてぇよ。
実弥、
私はね、私は、
実弥のものになりたい！！
だけど、そんなこと、
思っちゃダメ、、、なんでしょ？
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