POWER PLAY [1]

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JUNGKOOK SIDE




ｼﾞﾝ｢みんな、お待たせ!｣

V｢ソクジニヒョン、ナムジュニヒョン!｣

ｼｭｶﾞ｢ちょうどいいじゃねぇか。話すなら車の中でな｣

A｢はい｣

ﾗﾌﾟﾓﾝ｢何の話?｣

ｸﾞｸ｢ヌナの過去の話｣









A｢私の両親は、私が生まれる前からずっとCypherに勤めていました｣

車に乗り込むと、Aヌナが
ゆっくり話を始める









私の両親は、
超能力者に親を殺されてしまったそうです

だからCypherの一員になり、
ノーマルな人間が安全に暮らせるよう
超能力の研究を始めました

そんな2人から生まれた子が
超能力者なんて…皮肉ですよね

幼稚園の頃、急に、
未来が見えるようになったんです

A｢ねぇねぇ、あそこのとりさんあぶないよ｣

友達｢なんでー?｣

A｢もっとおおきなとりさんにたべられちゃうから｣

友達｢…わっ!ほんとだ!たべられちゃった!｣

A｢!…せんせい、たいへん!あめがふって、かみなりもなるよ!｣

先生｢え?こんないいお天気なのに?｣

…ゴロゴロ

ザァーーー

先生｢っ!本当だ…みんな、早く中に入って!｣

友達｢なんでAちゃん、わかったの?｣

A｢うーん、なんでだろう…｣

先生｢…｣

不思議に思った先生が、両親に
超能力の可能性を訴えました

母｢A…が?｣

父｢そんなわけない!この子は俺たちの子だ…ノーマルに決まってる!｣

最初は両親も否定しました
でも…事情を知らない私は、どんどん未来を
当ててしまいます

A｢おかあさん、どーしよう!｣

母｢なぁに?｣

A｢あのひこうき、おちちゃう!｣

母｢…え?｣

その日の夜のニュースでは
飛行機墜落事故がトップニュースでした

母｢!?｣

A｢あ、さっきのひこうき…やっぱりおちちゃったんだ…｣

母｢…A…あなた、本当に見えるの?｣

A｢みえる?｣

母｢先のことが、分かるのね…?｣

A｢…うん｣









母｢そっか…分かるんだっ…｣

急に母親に抱き締められました

A｢おかあさん?｣

ガチャ

父｢幼稚園の先生が、Cypherに連絡したらしい!今、新しく発見された超能力者リストの確認をしていたら、Aの名前が…｣

A｢おとうさん、おかえり!｣

母｢あなたっ…｣

父｢…Aは、本物なんだな｣

父にも抱き締められました

母｢大丈夫…Aを差し出したりなんかしないわ
…私たちが命に変えても、守って見せる!｣




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