検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:15,713 hit

Yellow rose ページ5

受付「桜影さん。



お客様です」



二日酔いの頭痛と格闘しながら業務に当たっていると私にお客様が来たらしい



誰だろう



先方の佐藤さんかな?



それとも契約会社の松島さん?



誰かなと考えながら応接室に入る



『失礼します。



Villainの…』



「おったおった。



やっぱりここの会社の子やったんやな」



応接室にいたのは昨日のパーティーの変態



『…私用なら帰ってください』



「そんな怒らんといて。



ちゃんと仕事の話もしに来たんやから」



仕事の話も…?



『ちゃっかり私用も混ざってませんか?』



「バレたか」



ニヤニヤ笑う目の前の男



私はため息1つついて向かい側に座った



「申し遅れました。



私、こういうものです」



相手は名刺を渡してくる



『NAKAMAJewelry社長



中間淳太



…社長!?』



私は驚きのあまり2度見してしまう



まさか…社長だったなんて



中間「なんや、そんなに社長に見えないか」



『はい』



中間「どストレートに言うな」



私は長居しても無駄だと悟った



『それで?



話ってなんですか?』



さっさと切り上げてしまおう



中間「1つは仕事のこと。



…俺のところに来ないか?」



…えっ?



『どうしてそんなことを…』



中間「周りの評価から見てもここは超ブラック企業や。



ここで働いてたらアンタの心も体も壊れるで」



ブラック企業なのはまぁまぁ把握していた



『引き抜き…ですか』



中間「それに近いかもしれへん。



けど、俺はアンタに壊れて欲しくないんや」



中間さんはポケットから黄色の封筒を取り出した




中間「2つ目の話はこれ。



俺主催のパーティーをやるから来てほしい。



友だちを連れてきてもええで。



そこで返事を聞かせてくれ」



中間さんはそこで帰った



私に壊れて欲しくない?



というか、社長とわかってから凄い真面目になってない?



『…あぁ!!



よくわかんない!!』



頭を抱えると



友だち「あれぇ?



どうしたのぉ?」



アイツが来た



友だち「あっ、これぇ。



今度やるパーティーじゃん。




A、行くのぉ?」



本当は行きたくないけど




『…うん』



行かなきゃダメな気がした

Yellow rose→←Yellow rose



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

慧jump(プロフ) - 楓花さん» コメントありがとうございます♪私もYSSB好きで何か書きたいなと思って書いてしまいました (2020年6月8日 22時) (レス) id: 21d5aad07a (このIDを非表示/違反報告)
楓花(プロフ) - YSSBとても好きなのでうれしかったです。ありがとうございます! (2020年6月8日 22時) (レス) id: 8781358074 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2020年5月1日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。