Pink rose ページ12
お見合いがセッティングされた今日
ドラマみたいに和室で着物を来て会うのかなって思ってたら…
『…パーティーじゃない』
お父様はまさかのパーティーを開催した
よく分からない
そう思いながらジュースに口をつけると
小瀧「あれ、Aさん」
遠くから小瀧さんがやってきた
両手には…電球ソーダを持っている
『小瀧さん、お久しぶりです』
小瀧「お久しぶりですね。
こちらを」
片方をテーブルの上に置いた
小瀧「本日はどうしてこのようなパーティーを？」
『…分かりません。
父はパーティーが好きなので』
小瀧「そうなのですね。
僕はてっきり和室でやるのかと思いましたよ」
『…えっ？』
私は聞き返してしまった
小瀧「あれ、聞いてませんでした？
Aさん、僕のお見合い相手ですよ？」
初めて知った…
小瀧「その顔…初めて知りました？」
『…お恥ずかしながら』
小瀧さんは電球ソーダのジュースを飲む
小瀧「…Aさんは僕がお見合い相手だと知ってたらどうしました？」
『どうしましたって…』
もし、あの時お父様に相手を聞いて知っていたら
『…OKしました』
小瀧「…その理由は？」
小瀧さんは聞いてくる
『私は…小瀧さんに不思議な気持ちを抱いています。
上辺上の笑いが疲れたなんて思ったことがない。
それなのに…疲れたと思ってしまった』
小瀧「それだけ？」
私は首を横に振る
『好きな人と結婚したいと考えた時、真っ先に小瀧さんの顔が浮かんだ。
…小瀧さんが頭から離れなかった』
そこまで言うと目の前に赤い薔薇を差し出された
小瀧「それを…恋と言うんやで」
『小瀧…さん』
小瀧「そのさん付け嫌や。
望って呼んでほしいな」
『で、ですが…』
今度は小瀧さんが近づいてきて、私の唇にキスをした
小瀧「旦那のことをさん付けなんてしないやろ？」
『…私なんかでいいんですか？』
小瀧…望はニッコリ笑った
小瀧「むしろAじゃなきゃ嫌やわ」
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慧jump(プロフ) - 楓花さん» コメントありがとうございます♪私もYSSB好きで何か書きたいなと思って書いてしまいました (2020年6月8日 22時) (
レス) id: 21d5aad07a (このIDを非表示/違反報告)
楓花(プロフ) - YSSBとても好きなのでうれしかったです。ありがとうございます! (2020年6月8日 22時) (レス) id: 8781358074 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2020年5月1日 20時
