僕の奇妙な物語。【実話】 (ページ6)

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こっくりさんｰ夜蝶&鈴音ページ6

これは、僕達の話です。

その日は、久し振りに鈴音の家でお泊まりをしていました。

夜、鈴音が何かしたいと言い出し、こっくりさんをすることになりました。

皆さんは知っていますよね。こっくりさん。降霊術です。

二人で、紙と十円玉を用意し、スマホでやり方をみながら、進めていきました。

僕はやりたくなかったので、早く終わらせたかったんですけど。

『『こっくりさんこっくりさん。いらっしゃいましたらはいに移動してください。』』

結果は…はいへ。

『『こっくりさんこっくりさん。鳥居へお戻り下さい。』』

夜『えっと…僕の病気は治りますか…？』

結果、はい。

鈴『よかったじゃん。』

夜『うん…。』

鈴『じゃ、テストで百点取れますか？』

結果、動かない。

夜『w』

鈴『えっなんで？ひどくない？』

夜『ドンマイw』

そうして、無事に(？)こっくりさんを終わらせました。

鈴音のお母さんは、

『今日は危ないから外に出掛けないでね。』

と言い、結界を張っていました。

すると、鈴音が急に立ち上がり、自室へ行きました。

大人しく待っていると、鈴音が、ビーズのブレスレットのようなものを僕の腕に通しました。

『着けないよりかは効果あるから。』

と言っていました。

鈴音が、夜中、異次元にいってるかも知れないから、ドアを開けたら自分だと証明しろ。と言いました。

結果、何もありませんでしたが、皆さんも遊び半分でやらないように。

たまたま何もなかっただけ…。

僕は、鈴音や鈴音のお母さんが居なかったら、どうなっていたのでしょう？

霊を使う遊びには、充分気を付けるように。くれぐれも、ご注意を…。