Light of HOPE �� ページ49
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……
「俺はもう、限界なんだ」
ホソクは泣きながら、
ナムジュンを見つめる。
「でも、お前を信じたい」
その言葉に、
ナムジュンは表情を変えない。
「ナムジュンが今から、
何かをしようとしていることは
わかっている。
だったら今俺が
命懸けでお前を止めて
罪を償わせればいい。
それが、友達としてできる
俺の最後の仕事だ」
「……………………『友達』？」
ナムジュンは
その言葉に
薄ら笑いをうかべた。
「ホソク。
お前はもう、全て気づいているんだろう？
俺はお前たちのことを
ただの『コマ』としか思っていない」
ナムジュンは
表情一つ変えないまま
枕元から銃を取り出し
ホソクに向けた。
2人は対峙する。
「ナムジュン、お願い
もう、やめて」
「俺はお前のそういう所が大嫌いだ」
「じゃあなんで！！！！
なんで俺を殺さなかったんだ！！！」
ホソクが叫ぶ。
「俺が、お前と一緒に暮らしている時から
お前の正体を知っていたことだって
俺がずっと、
この事件が始まってからずっと
お前のことを怪しいと思ってることだって
お前は全て気づいてただろう！？
じゃあなんで俺を殺さなかったんだ！！！
お前だって、
お前だって本当は
俺の事を…………………！！」
「自惚れるのも大概にしろ」
ナムジュンは冷たい表情のまま言い放つ。
「お前を生かしていたのも
意図があったからだ。
気味の悪い妄想はやめてくれないか」
「……ナムジュン……！！」
ホソクは
顔をぐしゃぐしゃにしながら
銃口をナムジュンの頭に定めた。
「……『友達』として
今 俺がお前を、止める。
殺してでも、
もうこれ以上道を踏み外さないように
止めるんだ」
「お前に俺は殺せない」
ナムジュンは笑う。
「俺の邪魔をするなら、
俺は躊躇なくお前を殺す」
「…………やれるもんなら、
やれるもんならやってみろ！！！！！」
「……哀れなやつだな」
2人は
銃口を向けあったまま
しばらく動かなかった。
そして。
パァンッ…………！
ひとつの銃声が、
鳴り響いた。
＿＿＿＿
……
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LILY(プロフ) - 夏さん» 夏さん、コメントありがとうございます！グクが幸せになれるような未来になれるよう、努力致します…！笑 これからもよろしくお願いします！ (2020年6月3日 11時) (
レス) id: 693a5832aa (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - こんばんは^ ^このお話では私は断然グク推しです！純粋に一途に主人公を想う年下ジョングクたまりません（ ; ; ）w是非ともくっついてほしい(*^^*) (2020年5月31日 22時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - まいこさん» まいこさん、コメントありがとうございます！わぁ、そう言ってもらえると本当に嬉しいです、私の中のユンギさんも大喜びしていると思います笑 これからもよろしくお願いします (2020年5月31日 20時) (レス) id: 693a5832aa (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - すごく面白いお話しで更新すっごく楽しみにしてました！＞▽＜ユンギさんが好きです……(小声)/// (2020年5月31日 16時) (レス) id: 17579a7585 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - 夏さん» 夏さん、コメントありがとうございます！なんだか皆切ないですよね・・・幸せにしてあげたいです。笑 (2020年5月31日 15時) (レス) id: 693a5832aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2019年4月10日 15時
