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爆発の拍子に
俺は少し吹き飛ばされ
背中を壁に強打した。
「ッコホッ………ッ」
咳き込みながら辺りを見回す。
すると、
「っヌナ！！！！！！！」
左腕でミンユンギに押さえつけられ、
首筋にナイフを押し付けられているヌナと、
そのミンユンギに
銃を押し付けているジン警部。
「Aを離せ！！！！！」
ミンユンギが警部に気を取られている隙に、
俺は腰から銃を取り出し
体制を建て直して
銃口を定めた。
「ヌナを離せ」
そう言ってミンユンギに銃を向けると、
彼は目線だけ俺に向けて笑った。
「お前はジョングクか」
「……あぁ」
「乳くせぇな、クソガキが」
「ふざたこと吐かしてんじゃねぇよ」
「言葉遣いが悪いな、まだ反抗期か？」
カチャリ、とリボルバーを回すと、
後ろから声がした。
「仮にも年下でしょう？
年上に対しての礼儀は持ち合わせたら？」
自分の頭にも
銃口が突きつけられてるのがわかった。
「ねぇ、ジョングク君」
「………………キムテヒョン」
1度聞いたら忘れない、あの低い声。
「お前も1歩でも動くと
俺が殺しちゃうよ？」
この場の緊迫感には合わないような雰囲気で
銃口を頭に押し付けてくる。
「グガ、そのまま
ミンユンギから銃口動かすな」
カチャリ、とまた
銃の音がした。
「あらら」
キムテヒョンがゆっくりと振り向き、
後ろからやってきた人物と対峙する。
「………………お前がキムテヒョンか」
キムテヒョンに銃を定めたのは、
ジミニヒョンだった。
「君は？誰？」
「俺は…………パク、ジミンだ」
「へぇ！君が！
俺会いたかったんだ、君に」
その場の気だけでわかった。
ジミニヒョンが激怒していることが。
「昨日の夜は楽しかったよ
いやーさすが、スパイの息子は腕が違うね」
「っ、お前、昨日の」
「まぁ俺もそっちでは負けてないけどね」
2人だけの会話が広がっていく。
お互い、
この部屋にいる全員が、
お互いの命を狙うこの状況。
「大渋滞じゃねぇか」
ミンユンギが楽しそうに笑った。
しばらく誰も、
何も言葉を発しなかった。
すると、
パンパンッ
部屋の外で、銃声がした。
「……味方でも呼んだか？」
警部がミンユンギに聞くと、
彼はニヤリと笑った。
「いや、あれはお前らの味方であり、
………敵だな」
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LILY(プロフ) - 夏さん» 夏さん、コメントありがとうございます！グクが幸せになれるような未来になれるよう、努力致します…！笑 これからもよろしくお願いします！ (2020年6月3日 11時) (
レス) id: 693a5832aa (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - こんばんは^ ^このお話では私は断然グク推しです！純粋に一途に主人公を想う年下ジョングクたまりません（ ; ; ）w是非ともくっついてほしい(*^^*) (2020年5月31日 22時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - まいこさん» まいこさん、コメントありがとうございます！わぁ、そう言ってもらえると本当に嬉しいです、私の中のユンギさんも大喜びしていると思います笑 これからもよろしくお願いします (2020年5月31日 20時) (レス) id: 693a5832aa (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - すごく面白いお話しで更新すっごく楽しみにしてました！＞▽＜ユンギさんが好きです……(小声)/// (2020年5月31日 16時) (レス) id: 17579a7585 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - 夏さん» 夏さん、コメントありがとうございます！なんだか皆切ないですよね・・・幸せにしてあげたいです。笑 (2020年5月31日 15時) (レス) id: 693a5832aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2019年4月10日 15時
