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「ジン警部とAヌナ、
一時期付き合ってたって噂なんだよね〜」
「はぁ！？！？」
と、かなり驚愕な噂を耳にしたのは、
ホビヒョンとまた被害者の方からの聞き込みを
行うべく市街地を歩いているとき。
「でも、俺はけっこーお似合いだと思うなぁ〜」
「やめてよホビヒョン、そういうこと言うの」
「ジミンはさ、ほんとにヌナのこと好きなの？」
仕事中だとは思えない会話。
ホビヒョンの直球の質問は
たまに胸に刺さる。
「………わかんないけど、でも、」
「でも？」
「ジョングクは、見てて腹立ちますね」
「ワハハ、それは本当に好きな証拠だな」
「だって、ちょっとヌナ
ジョングク可愛がりすぎじゃないですか！？
だから俺の敵はジョングクだと思ってたのに…
まさかジニヒョンまで…！！」
「まーヌナは綺麗だもんなぁ」
そう言いながら、
ホビヒョンは手帳にメモされた住所を読む。
「ホビヒョンは、どうなんですか？」
あっちだね、
と指さしながら進むヒョンに質問してみる。
「どうって？」
「ヌナのこと」
「あーーー…んー……
綺麗だなぁ、とは思うよ」
「それだけ、ですか？」
「うん。
特別な感情は持たないと思う」
「へぇ、どうして？」
俺が惚れてるからかもしれないけど、
男はみんなヌナのことを
好きになるような気がして、
ホビヒョンの返答が珍しく聞こえた。
「んー、なんか、
……ミステリアスすぎ？？」
ふふ、とホビヒョンは軽く苦笑いする。
「俺、秘密とか隠し事とかダメなんだよね
全部わかってないと付き合えないタイプでさ」
「あー、ホビヒョンぽい」
「でしょ？
でもヌナはほら、付き合ってもさ
自分の話なんにもしてこなさそうじゃん」
「確かに、そうですね」
「ジン警部と別れた理由も、
Aヌナがあまりにも自分の気持ちを
警部に話さないから、
すれ違いが起きちゃって、
みたいなことを聞いたな〜」
「…あの二人、ほんとに付き合ってたんですか」
昨日の、
ヌナを抱きしめた警部の姿を思い出した。
「さぁね？
でもまぁ、お似合いっちゃお似合いだよねー」
被害者の方が待つカフェに向かいながら
ホビヒョンはそう呟いた。
警部とヌナ。
いつもの姿からは想像出来ない、
2人の恋人時代のことを考えようとして、
俺の頭はショートした。
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LILY(プロフ) - カナタさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます、続編の方も宜しくお願いします！！ (2019年4月10日 18時) (
レス) id: b26dd03b84 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます、続編の方で更新がんばります！！ (2019年4月10日 18時) (レス) id: b26dd03b84 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして！凄く面白いです！話の内容がしっかりしていて夢中で読みました！読んでる最中もドキドキが止まりません！続きが待ち遠しいです^^ 更新お待ちしてます！ (2019年4月10日 14時) (レス) id: 0d504a4dae (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - 素敵な作品アリガトウございます、とても惹き込まれるお話なので、ぜひまた更新していただけたら嬉しいです！ (2019年4月8日 19時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
しゃりり - 凄い続きが楽しみです！更新頑張ってください!!!待ってます！ (2018年12月28日 0時) (レス) id: 211b9b7947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2018年6月10日 18時
