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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ホビヒョンと急いでクラブに向かい、
着くと途端にドアを体当たりで
開けながら中に入った。
「ヌナ！？！？」
そう叫ぶと、
「…ジ、ミニ、ヒョン……っ、」
床に転がる、何人もの男。
そしてその中央には、
血だらけのジョングクがいた。
「っ、ジョングク！！！！」
慌ててホビヒョンが駆け寄る。
「大丈夫か！？」
「大丈夫、です、脚を、撃たれた、だけ…」
その声を聞くや否や
ホビヒョンは自分のワイシャツの袖を
引きちぎってジョングクの足に巻いた。
「ごめんな、今は止血しかできないけど…」
「っ、そんなこと、より…！！！」
ジョングクが手当をしてくれているホビヒョンの腕を両手で掴む。
「早くヌナのところに…！！」
「わかった
ジミン、俺はジョングク連れていくから
先に行け！」
「はい！」
俺はホビヒョンの指示を聞くとすぐに走り出した。
心臓が苦しいくらいに痛かった。
ヌナの命が危ない。
そう思うだけで、頭から指先まで
体の全てが冷たくなるようだった。
「ジミニヒョン、その部屋です
その部屋にヤツとヌナが！！！」
背後からジョングクの声が追いかけてくる。
目の前には、" VIP room"と書かれた
黒い扉があった。
「っ、ここか、」
ドアノブに手をかける。
そのドアは、
びっくりするくらい、
いとも簡単に開いた。
暗証番号式のオートロックシステム。
この部屋に連れ込むくらいなら、
確実に鍵をかけるはず。
なのに、どうして＿＿＿＿…？
少しの疑問が頭をよぎるが、
部屋に入った瞬間、
全てが吹き飛んだ。
「ヌナ！？！？」
「ジミン、私は無事よ」
そう静かに言ったヌナは、
両手を鎖でベッドに固定され、
身にまとっていたドレスは、
引きちぎられていた。
「…………っ、」
一体やつは、
やつはその汚い手で、
ヌナに何を、
「ジミン、大丈夫
私は何もされてないわ。
それよりジョングクは？
彼は無事なの？」
真っ直ぐな瞳を俺に向けてくるヌナ。
「………ふざけんな、
人の心配してる場合かよ」
俺は自分の上着を脱いで、
ヌナの体にかぶせた。
「ねぇジミン、ジョングクは？」
「ジョングクジョングクうるさい！！」
鎖を解きながら、
俺はヌナに叫ぶ。
「……………あなたも彼と同じことを言うのね」
ヌナがそう呟いた意味
その時は、よくわからなかった。
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LILY(プロフ) - カナタさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます、続編の方も宜しくお願いします！！ (2019年4月10日 18時) (
レス) id: b26dd03b84 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます、続編の方で更新がんばります！！ (2019年4月10日 18時) (レス) id: b26dd03b84 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして！凄く面白いです！話の内容がしっかりしていて夢中で読みました！読んでる最中もドキドキが止まりません！続きが待ち遠しいです^^ 更新お待ちしてます！ (2019年4月10日 14時) (レス) id: 0d504a4dae (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - 素敵な作品アリガトウございます、とても惹き込まれるお話なので、ぜひまた更新していただけたら嬉しいです！ (2019年4月8日 19時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
しゃりり - 凄い続きが楽しみです！更新頑張ってください!!!待ってます！ (2018年12月28日 0時) (レス) id: 211b9b7947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2018年6月10日 18時
