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こうして、
テスト期間は無事に終わり
テスト返しも無事に終わり
残りの一学期も全て終えて、
なんと私はとうとう
17歳の夏休みとやらに突入した。
「かわいそうなA
夏休みになったら毎日暇すぎて死んじゃうんだろ」
「初日から本当に失礼なことを言いますね」
「でも事実でしょ？
ほかの女子の友達との予定とか一個もないだろ」
「ジョングクが暇だろうなと思って
わざわざ空けてるんだよ」
「え、まじ？
それは嬉しすぎるありがとう」
「嘘だよばか」
「知ってるわばか」
初日から何もすることがなく
ジョングクとクーラーの効いた部屋で
ぐぅたらしていた。
「それじゃ
そろそろ成仏でもしてみる？」
「なんか、そろそろDSでもして遊ぶ？
みたいなノリで言わないでほしい」
「お前、最近ツッコミうまくなったな」
「余計なお世話にも程があるよ」
「じゃー外に行く準備してくださーい」
はいバンザーイ
と言いながら、
私の服を脱がせようとするジョングク。
「くそっ……
こんな時にお前のことを触れないなんてっ…」
「シリアス風に言わないでくれる？」
「もし今触れたら
その流れでいろいろできるのにっ…」
「そういうことは心の中で呟いてほしい」
何かと私の裸を見たがるジョングクを
部屋から追い出し、
私服に着替えたあと
私達は灼熱の太陽きらめく外に出る。
「……あっつ……」
「……それな……」
「……いやジョングク暑くないでしょ」
「……バレた？」
私だけ暑さで溶けそうになりながら、
ジョングクと歩く。
道に写る影は、
ふたりで歩いているのに1人分しかなくて
なんだか不思議だった。
「今日はどこに向かってるの」
「んー、着いたらわかる」
そう言われて、10分ほど歩き、
着いた小洒落た一軒家。
「はい到着ー」
「……いやわかんないわ、どこよここ」
「とりあえずピンポン押してみ」
「えー……」
全く面識のない私が
急にピンポンなんてしても大丈夫だろうか、
と思いつつも、
肌が焼けて本当に溶けてしまいそうなくらい
外が暑いので、
涼しさ目当てでベルを押す。
ーピンポーンー
「……はーい」
音が鳴ってから
しばらくしてドアに駆け寄る声が聞こえた。
そして、
そのドアから出てきたのは、
「………………は？」
「………………え？」
「……お前、なにしてんの」
まさかの、
ユンギ先生だった。
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ににに(プロフ) - テヒョンの4‘OCLOCK聴きながら読んでてもう目がナイアガラの滝ですよ。もう素敵です、続き楽しみっす。 (2019年4月22日 20時) (
レス) id: adea3fa211 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ああ、もう涙腺崩壊。笑笑 本当に24話で涙が止まらなくなってしまってとりあえすコメントさせていただいてます。こんなに素敵な作品に出会えて良かったです。泣 (2018年2月7日 0時) (レス) id: f686d690fe (このIDを非表示/違反報告)
m - Twitterなどでお話しかかれてますか！？書かれてるならぜひみたいです！お話しすごくだいすきです！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 229badfe20 (このIDを非表示/違反報告)
りんごり - 凄く面白くて一気に読んでしまいました笑更新楽しみにしてます。頑張って下さい(^ ^) (2018年1月4日 20時) (レス) id: 555706a24a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 更新頑張ってくださいね！？もう、メッチャ応援しますから！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 7514c48f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2017年10月21日 22時
