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「やばい腹筋死にそう
ブッフフッ」
私の世界史のテストを手に持ったまま
永遠と笑い続けるジョングク。
……いや私もこれには驚きだ。
ついにジョングクを、
プトレマイオス朝の王様にしてしまった。
「……穴があったら入りたい
そしてそのままコンクリートで埋めてほしい」
「それはダメだわ
俺がプトレマイオス朝の王様の権限を使って
阻止するわ」
「もうほんとうるさい」
「お前可愛いな」
「黙っとけ幽霊」
職員室に呼ばれたのが
いつもの登校時より40分も早かったから
まだ校舎には生徒が全然いなくて
私はあまり周りを気にせずに
ジョングクと話していた。
「いやーでもなんか」
廊下を歩いていると、
ジョングクが少し気まずそうな顔をしながら
頭をポリポリと掻きはじめる。
「ごめん」
「……何が」
「……いろいろ、と」
多分ジョングクは、あの日の夜のことを
謝っているのだろう。
あの日彼に何があったのか
どうしてあんなことを言ったのか
どうしてジョングクは泣いてたのか
結局私は理由を聞けていない。
だから、
まぁ、ムカついてはいるけど、
今、謝られたところで。
「…………んー、うん」
「…なんだよ、その微妙な返事は」
「まぁ、いいよ、大丈夫」
「ほんとに？
俺のことまじで嫌いになってたりしない？」
「んー、嫌い」
「え、嫌いなの」
「冗談です」
「え、冗談？なにそれ胸きゅん」
「今日ほんとうるさいな！」
私はいつも通り接してあげることしか
できないから、
怒らずに
嫌いにもならずに
いつも通り、ジョングクのそばにいようと思った。
そんなことを話しながら
自分たちの教室の前までやって来た私達は、
こんな時間だし、
まだ誰もいないだろうと思って
なんの躊躇もなく教室のドアを開けると、
「……あ」
1人、
ジョングクの席に腰をかけている、
「……ジミン、先輩？」
１つ歳上のジミン先輩が、いた。
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ににに(プロフ) - テヒョンの4‘OCLOCK聴きながら読んでてもう目がナイアガラの滝ですよ。もう素敵です、続き楽しみっす。 (2019年4月22日 20時) (
レス) id: adea3fa211 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ああ、もう涙腺崩壊。笑笑 本当に24話で涙が止まらなくなってしまってとりあえすコメントさせていただいてます。こんなに素敵な作品に出会えて良かったです。泣 (2018年2月7日 0時) (レス) id: f686d690fe (このIDを非表示/違反報告)
m - Twitterなどでお話しかかれてますか！？書かれてるならぜひみたいです！お話しすごくだいすきです！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 229badfe20 (このIDを非表示/違反報告)
りんごり - 凄く面白くて一気に読んでしまいました笑更新楽しみにしてます。頑張って下さい(^ ^) (2018年1月4日 20時) (レス) id: 555706a24a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 更新頑張ってくださいね！？もう、メッチャ応援しますから！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 7514c48f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2017年10月21日 22時
