# ごはん - んだほ ページ26
ねえ、と彼の頰をつつく。
「何、どうしたの」
「ンダホは完璧すぎるよ」
「どういうこと」
「身長も高くて面白くてかっこよくて可愛くて料理もできて皆に優しくて…」
「ちょ、ストップストップ」
褒められると恥ずかしそうにする彼。
そんなところもまた素敵だ。
「…そんなに褒めても何も出ないよ」
「何も目当てじゃないよ」
「無欲すぎるだろ…逆に何かないの?」
「本当に何もないんだけどな…あ、ンダホの手料理食べたい」
「食欲はあんのね、待っててな」
そういうと立ち上がり、手際よく料理を作り始める。
うきうきしながら待っていると彼がお皿を持って来た。
「出来た、オムライス!これ5分で作れるんだよ」
どうやら上手く出来たらしく上機嫌な彼と手を合わせてご飯を食べ始める。
「美味しい!」
「よかった」
「だほの料理はいつも美味しいねえ」
「すごい顔」
ご飯を頬張る私を見て彼が笑った。
「Aが美味しそうに俺のご飯食べてる顔が一番好き。毎日作ってあげたい」
言い終わったとたん彼はその言葉を深読みしたのかまた真っ赤になった顔を背けた。
「…今のなし」
# ふたり - はやしん/まーちん→←# うそつき - さぐわ
431人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はなまる(プロフ) - チョコレートスモーカーズのお話はまだ書いていませんか??間違っていたらすみません(*..) (2017年8月5日 3時) (レス) id: f44c2ecff6 (このIDを非表示/違反報告)
ただの高校生 - こちらの方も頻繁にコメント確認しますので感想等あれば是非書いていただけると嬉しいです! (2017年3月17日 20時) (レス) id: ed7f326cde (このIDを非表示/違反報告)
ただの高校生 - ももたんさん» 本当に嬉しいコメントありがとうございます…にやにやがとまりません…ぜひぜひ!!いつでもリクエストお待ちしてます_(´・` _ (2017年3月15日 19時) (レス) id: ed7f326cde (このIDを非表示/違反報告)
ももたん(プロフ) - わああ!ありがとうございます(´;ω;`)すごい良かったです!ただの高校生さんの小説ほんとに大好きで見まくってたので嬉しいです…!良かったらまたお願いします(>_<) (2017年3月15日 17時) (レス) id: 1088910e6e (このIDを非表示/違反報告)
ただの高校生 - ももたんさん» 細かい設定を下さると書きやすいです〜ありがとうございます_(´・` _ご意向に沿えるか不安ですが書いてみたのでよろしければ! (2017年3月15日 2時) (レス) id: ed7f326cde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ただの高校生 | 作成日時:2017年3月3日 3時