にじゅうご ページ25
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切っ掛けは何だったのだろうか、越してきた時は興味はあったもののそこまでじゃなくて。
秘密を教えて貰ってから無性に気になりだして、身代わりを申し出て。
ああきっとそこから本格的に私はきしゆうたに惹かれ始めたんだろう。
私を真っ直ぐ見つめるこの真剣な眼差しや、クシャクシャになるその笑顔や、全てに全身で惹かれていて。
「きしくん、ねえ、きしくん」
抱き着いたまま、名前を呼んでみた。
「なーに、どした」
「私も、好きです」
そうきしくんだけに聞こえるように呟けば、きしくんは抱き締める力をより一層強めて来る。
「もっかいキス、して良い?」
身体を離して身長は私より高い筈なのにわざとなのか...いやきしくんの事だから計算外だろう、上目遣いをして来る彼は私の返事を待たずにまた唇を重ねてきた。
「...ちゃんと、幸せにするから」
「ねえ、きしくん」
きしくんは少し頬を赤く染め、照れた様子のきしくんはなんだか可愛く見えてしまう。
「大好き」
「俺も大好き」
ねえきしくん、2人で幸せになろうね。
fin.
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Mii24(プロフ) - 苗字が(名字)のまま (2019年7月14日 14時) (レス) id: 7e09416ba7 (このIDを非表示/違反報告)
にな - とても面白かったです!! (2018年12月30日 15時) (レス) id: baa5a8cf8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:岩里 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chisaco17/
作成日時:2018年9月24日 15時