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8羽↓ ページ9
今まで静聴していたグルッペンが瞼を開き決断を下す。
gr｢取り敢えずその子を我が軍で保護するとしよう。今後の対応のために後で会うことにする。…会議は以上だ。解散｣
all｢了解｣
みなが声を合わせて言うと、スイッチを切ったかのように騒がしくなり、ばらばらと会議室から退出していった。
部屋はグルッペン1人となる。
gr｢面白い奴だといいがな。…反逆者だったらそれまでだが…｣
誰もいない会議室で、グルッペンは呟く。
その言葉を聞いたのは、窓辺に飾ってあるグロリオサの花だけだった。
───────
グロリオサ
10月19日の誕生花
花言葉…｢栄光｣
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作者名：夜 | 作成日時：2020年3月21日 20時
