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4羽↓ ページ5
shp｢…ッス｣
能力発動中の先輩に楯突いてはいけない。
目的遂行の為に合理行動をとる、暴君のような能力の恐ろしさは計り知れない。
素直に先輩の後を追う。
家にはただ呆然と立ち尽くす母親だけが残った。
先輩について行くと、あの少年が倒れていた所へ着く。
少年を近くで見ると、かなり衰弱していた。
元々まともに食べていなかったのか、背は高い割に、とても華奢だった。
kn｢ショッピ君、この子連れて帰ろか。｣
shp｢…え？｣
kn｢このままほっといても誰も拾ってくれへんやろし……何よりあんな事言う母親と一緒に居ったってこの子に何の得にもならんやろ｣
shp｢…そっすね｣
そう言うと、先輩は少年を抱え、車に乗りこんだ。
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作者名：夜 | 作成日時：2020年3月21日 20時
