【d!】夜烏の君は幹部になった【軍パロ】男主 (ページ31)

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30羽noside ページ31

その後は何事もなく(？)談義は終わる。
すると結那はひとごこち着いたように欠伸をする。

yn『ふわぁ、ふ♪…あの、ぼく、もう眠いのでお先におやすみしても構いませんでしょうか…？』
gr「ああ。おやすみ、結那」
yn『はい。おやすみなさい、皆さん』
all「おやすみ～」

未成年の結那が就寝したということで、大人たちはセーブしていたアルコールを自分の胃袋に流し込んでいった。
酒の量が次第に増えていき、徐々に夜も更けてきた頃、鬱が欠伸を漏らした。

ut「僕も眠くなってもうたわ。先にお暇さしてもらうなぁ」

そう言って自室へ行ってしまった。
鬱の離席を皮切りに、他の幹部もばらばらと自室に戻っていく。
そして食堂にはグルッペンとオスマンが残った。

os「ねぇグルッペン」

オスマンがワイングラスをゆらしながら、いたずらっぽく笑いかける。

os「結那君を総統秘書にした理由、前線に置きたくないっていうのの他にもあるんでしょ？」
gr「ふっ…やはりお前は誤魔化せんな」

めぅ～と言って掴めない笑顔を浮かべるオスマン。

gr「お前にも分かるだろう？気に入ったやつを傍に置きたくなる気持ちが…」
os「ふふっ…案外乙女なんやな、グルッペン」
gr「う、うるさいゾ…」