【d!】夜烏の君は幹部になった【軍パロ】男主 (ページ25)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:77,424 hit

24羽↓ ページ25

yn『か…かっこよかった、です！』
sha「おぉ、そかそか！そりゃよかったわ！頑張った甲斐があったで！」
yn『ぼくも、お二人みたいになれますか？』
kn「おう！なれるなれる！今から訓練が楽しみやな！」
yn『はい！』

コネシマが結那の頭をわしわしと撫で、三人はじゃれあっていた。

shp「あ、ちょっといいすか？」

先程までインカムで連絡をとっていたショッピが口を開く。

shp「結那の部屋が用意できたっぽいので行きましょか」
yn『え、ぼくの？』
shp「はい。幹部なので自室がもらえるんですよ」
yn『ほわぁ～！わかました、じゃあシャオロン様、また後で！』
sha「おう！またな！」

：

訓練場を離れ、城内に戻る。暫く廊下を歩いていると、ショッピがふと思い出したように尋ねる。

shp「そういえば、結那の幹部色は何色になるんでしょうかね」
yn『幹部色、ですか？』
kn「あぁ、幹部一人一人に色が与えられるんや。例えば、俺はスカイブルー」
shp「俺はライトパープルですね…そろそろ着くみたいですね」

結那と彫られたプレートの掛けられた扉を開ける。

yn『わぁっ広い！すごい…ベッドもある…！えへへ、ふかふかだぁ…』

初めての自室に思わず口角が上がり、興奮する結那。

kn「こうやって見ると、結那って子供やったんやなぁって思うわ」
shp「そうですね。彼、普段大人びてますもんね」
kn「まぁ家がああだとそうなるわな」

結那は暫くベッドで弾んでいたが、サイドテーブルに何かを見つけた。

yn『しょっぴさん、コネシマ様』
shp「どうしました？」
yn『なんでしょう、これ？』
kn「あぁ～任命証やな」
yn『にんめいしょう…』

～任命証、結那殿。上記の人間を正式に我々国幹部として任命する。又、上記の人間に幹部色"スマルト(花紺青)"を配当する。我々国総統グルッペン・フューラー～

yn『スマルト…』
kn「紫っぽい黒青色のことやな」
yn『なるほど…？』

そういって便箋を持ち上げると、小さな紙がおちた。

～自室で任命証を確認したら、もう一度総統室へ来るように～

shp「ワイのときはこんなの無かったすけど、何でしょうね？コレ」
yn『とりあえず、行きますか…』

不思議に思いながらも三人は総統室へ向かった。