【d!】夜烏の君は幹部になった【軍パロ】男主 (ページ24)

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23羽noside ページ24

kn「あ、折角訓練許可もらったんなら適当に手合わせでもしようや！おいシャオロン、相手せんかい！」
sha「はぁ？俺！？」
shp「当たり前やないですか、コネシマさんとやりあえるのはシャオさんしかおらんじゃないですか」
sha「いやでも俺さっきゾムとやったばっかなんやけど！…なぁ、結那？」

同意を求めてシャオロンが結那の方を向くと、真顔ながらもキラキラとした曇りなき眼でシャオロンを見つめる結那の姿があった。

sha「はぁ～！しゃーないな！このシャオロン様がやったるわ！よし、かかってきぃやチワワシマ！」
kn「はぁっ！？誰がチワワや！このクソ平均化野郎！」

シャオロンの挑発によって手合わせ(内ゲバ)が始まった。

shp「危ないんでちょっと離れますか」
yn『はい』

少し離れた所でショッピと手合わせを見つめる結那。
一合、また一合と刃が重なり、音を出して火花を散らすたび、感嘆の声を上げる。
剣を振るう毎に"すごい"と言われて、シャオロンは調子が出始める。
コネシマの剣を弾き、爪と牙を出現させた。…琥珀色の瞳が妖しく光る。
彼の能力、獣人化する"バーキンドッグ"の発動だ。

kn「ちょお待て！能力使うんは反則やろ！！」

言いながらも、空色の眼光を放つコネシマ。剣を投げ捨て、シャオロンに突っ込む。
コネシマを引っ掻かんとするシャオロンの腕を掴み、背負い投げをする。

kn「一本！」

満足といわんばかりにシャオロンを見下ろし、鼻を鳴らすコネシマであった。