私が好きになった日（りんごあめさんリクエスト） ページ30
告白されてなんとなく付き合ったキミくん。
最初は好きという気持ちがよくわからないで付き合った。
けど、あの時のキミくんに助けられたから今も芸能界に居るんだなぁってつくづく思う。
17才の夏の日。
仕事で忙しくって地方とかのホテルに泊まることの方が多かった。
京都で舞台をやっている時に、あの日はやってきた。
舞台が終わったあとに携帯に何十回も公衆電話から着信が来たことから始まった。
「もしもし？」
『もしもし！A！！ 』
「え？お母さん？」
普段は電話なんてしないしかも公衆電話から掛けてきた母親に驚いた。
しかもいつもと様子が全然違う。
なんか嫌な予感がする。
『お父さんが火事で…大やけどしてんの！！』
「え…お父さんが？」
頭が真っ白になって崩れおちた。
いつの間にか電話が切れててどうしようどうしようとしか思いつかなくなった。
ドアがあいていて誰かが入ってきた。
「A？どうしてん！？」
舞台を見に来てくれていたキミくんだった。
「お父さんが…お父さんが…病院…」
キミくんを見た途端、涙が止まらなくなって、何を言ったのか全然覚えてない。
けど、キミくんはわかったらしく。
「病院いかな！」
と私の体を抱き起こしてくれて、
キミくんが私の携帯からマネージャーに電話をしてくれた。
「一人でいけるか？」
その言葉に私は横に大きく降った。
1人なんて無理だった。
もう叫びだしそうだし、パニックで誰かにいて欲しいかった。
「俺も一緒にいくからがんばれ！」
と言ってくれて、病院までキミくんがついて行ってくれた。
カタカタと身体が震えて動けなくなりそうな私をマネージャーと一緒に一緒に行ってくれた。
「A！家が燃えて昼寝してたお父さんが！！」
とお母さんが私を抱きしめた。
と私もお母さんにつられて泣き出してしまった。
一通り泣いたあとで、
「あれ？侯隆くんも来てくれたの？」
両親にはキミくんと付き合ってることを言ってあり何度かキミくんと会った事があったので、
ありがとうとだけ言った。
お父さんは手術終わって集中治療室に連れていかれたけど、その後に刑事さんが来た。
どうやら、放火魔の仕業らしく。
私に恨みがあったのかもと言われた。
「私のせいで…？」
私のせいでお父さんが大やけどを負ったのかと思うと自分を責めた。
その時にキミくんが、
「Aは悪くないやろ。被害者や！」
と言ってくれた。
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りんごあめ - どうもありがとうございます。楽しみにしています。 (2019年4月4日 12時) (
レス) id: a5b30f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもも(プロフ) - りんごあめさん» 了解致しました！書かせていただきます！ (2019年4月3日 17時) (レス) id: 603078f4b8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - いつも楽しく読ませて頂いています。リクエストお願いします。横山くんのお母様が亡くなったときのことと主人公ちゃんのお父さんが大変だったときのこと2人がどの様にお互い支えあって乗り越えたのかを書いて欲しいです。是非よろしくお願いします。 (2019年4月3日 13時) (レス) id: a5b30f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもも(プロフ) - りんごあめさん» ありがとうございます！リクエスト可能ですよ！どんどん言ってください！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: 603078f4b8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - はじめまして楽しく読ませて頂いています。お話し内容リクエストっ可能ですか？もし可能でしたらお願いしたいお話しの内容があるのですが。 (2019年3月31日 9時) (レス) id: a5b30f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちもも | 作成日時：2019年3月26日 0時
