横嫁！！

イズム2 ページ17

「どう？周りにおめでとうとか言われる？」

「今、ドラマで共演してる亮ちゃん…あ、錦戸亮くんなんですが、結婚したことを気にかけてくれました。」

「そんな錦戸さんからのコメントです。
『極度のマイペース。おっとりしていて旦那のことが大好き』だそうです」

藤木は読まれたコメントを読んでいた。

「その気はあったけどやっぱり旦那大好きなんだ？」

上田がそういうとAはふふふっと笑った。

「好きなんだとおもいます人よりは」

「人よりというかだいぶやばいよ」

と上田が突っ込んだ。

「自覚はないですねー」

「自覚持って！」

と上田が被せるように言った。

「けど、好きなものを好きと言いたいじゃないですか？」

「治すつもりはないと」

と上田が聞くと直ぐにAは

「ないですねー」

と即答した。

「極度のマイペース。これは自覚はある？」

と上田に聞かれると

「あります。言われるし、母にも父に似てマイペース。といわれるので」

とAは答えた。

「お父さんもマイペース？」

と藤木が聞くと

「そうです。父の方がマイペースだと思います」

とAはそう言った。

「例えばどんな感じ？」

と上田が聞くと

「母がいないと電車を何駅も乗り過ごすのは当たり前で、あとあんまり細かいことに気にしないで久しぶりに娘に会いに来たのに、ジャージとか少し変わってるんですよねー」

「まぁ…少しというかだいぶだよね！」

とAの父親のエピソードに上田が突っ込んだ。

「そんなAさんのマイペースエピソードを旦那さんの関ジャニ∞の横山裕さんに聞いてきました」

と藤木が紹介を始めた。

「え！本当に？」

とAが目を丸くして、

「いいんだ？」

と森泉が言った。

「『Aはぼーっとしすぎて、時々、ちょっと買い物行ってくるーと半日帰ったこなかったり、うちのメンバーの安田章大と電話して3時間以上話します』だそうです」

と藤木が紹介した。

「半日！」

と上田が驚くと、

「どこ行ってたの？」

と森泉が聞いた。

「ショッピングモールでご飯食べてました」

とAは答えると

「バレないの？『あ！Aちゃんだ！』って」

と上田が聞くと

「バレませんねー。堂々としてればバレませんよ！」

とAは自信満々に答えた。

「たしかにショッピングモールで飯食ってればそっくりさんだとしか思わないなー」

と上田が言った。

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