鬼哭啾啾【ヒロアカ】 (ページ8)

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念には念を変更ありページ8

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『……相澤先生…いや、いなければどなかヒーロー科の先生いませんか』

「ん？キミ授業はもう始まってるぞ？」

先程チャイムは鳴っていた
しかしそれどころでは無い

相澤先生に話がしたい。彼は僕の全てを知っている

『緊急なんです』

異様な雰囲気を感じたのか先生は了承し、授業中だが相澤先生をゆっくり話せる個室に呼び出してくれた

部屋に入るなり、Aを見た途端相澤は目を見開く

「お前が俺を呼び出したのか」

『授業中にごめんなさい。先程のマスコミ騒動で不審な人物を発見し接触したので速攻報告を、と』

「な、」

相澤は既に危険を察知し先回りし行動していたAに驚く。まだまだ高校1年生なのにも関わらずこの落ち着いた行動…さすがはヒーロー公安委員会直属だ

『ただのマスコミが雄英バリアーを突破することが出来ないと判断し捜索。結果マスコミに紛れている明らか不自然な男がいた。もう上の方はおかしいと思ってると思うが直接対話した僕から言うとあれは黒です』

僕はこの短い生で何度も絶望し、恨み、憎しみを抱いた
そんな僕だからこそわかる

あの男はそれを抱いてるということを

確信なんてない。でも脳が叫んでる
あの男はヒーローをよく思っていない側かもしれない
それならばヒーローのいるヒーロー科で何かが起こるはず

『…恐らく何かの情報を盗んだはず。僕の考えだから強制はできないですけどヒーロー科の授業のとき見えないところに待機してていいですか』

「…お前の考えだと何かが起こるということか」

『はい。何かが起こる前に悪に善を奪われないように念には念を、ってことですよ。何も無かったら無かったが一番いいんですけどね』

命が奪われたら終わりなんだから

すると相澤先生は校長に頼んでくれるとのことだった
Aは会長に話したら平和な学校生活が奪われそうだなあ、と軽くため息をついた

しかし、善の命には変えられないよ

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追加情報

個性:鬼化
身体能力は人間の数倍あり、治癒力あり
ボロボロになればなるほど強くなる

デメリットは凶暴化
戦闘を、暴虐を好む正確に豹変してしまう

ヒーロー名:オーガ