-ド派手野郎 ページ32
____________
「お前やっぱり人間じゃなかったんだな!動きのキレがド派手だぜ!」
『さっきっから派手派手うるさいな〜』
あれから数日
炭治郎たちは怪我も治り、機能回復訓練というものをやっているらしい
そして私はというと…
『…一歩間違えたら殺しちゃいそうで無理〜』
「は?そんな簡単に音柱様がやられるとでも?」
『人間様よりも強いのは事実なんだけど?ってかあんた超殺そうとしてくるじゃん?サソリ使うの反則でしょ』
音柱 宇髄天元という男と刀でやりあっているトコだ
まじ顔は笑顔のくせに根底は殺意塗れで嫌だね
もし殺しちゃったらお館様に怒られちゃうよ?
『ねえどうしてそんなに怒ってるの?柱って短気多くない?』
「うるっせえ奴だな、お前。気が立つのも当たり前だもろ?最近鬼が鬼殺隊に入ってきたり、良くわかんねぇ奴が入隊してきたり…鬼殺隊って何でも隊かよって思ってんだよ!!」
宇髄はサソリを振り、私の心臓を狙ってきたが私は赫子を出し宇髄の腕に絡め止めた
それを見て宇髄は気味の悪そうに顔を引きつらせる
『あは、それはそれは…良くわかんねぇなんて言わないでよ?分かりやすいじゃん。鬼と似てる生き物だよ』
「だァァ、反則だろ、離しやがれこら!」
『ぶふ!やだね!ほらほら、自力で抜け出してみろぶわぁぁぁぁか!!』
「あぁん!?んだとこら!!っておい、ちょ、やめろっ、はははっ!脇やめろ、阿呆喰種!!」
そう言って私は赫子で宇髄の体を擽ればバカみたいに笑い始めた
はん、擽りの弱かったのが運の尽きだったなと私は鼻で笑う
一応これは稽古である
______
『天元さァん。もう稽古飽きた』
「んァ?ああ、もうこんな時間か」
喰種という鬼に似ている此奴は年の割には無邪気な子供のように見える
そして、鬼殺隊の柱と同等の実力を持つと思われる
別世界からやってきたというのにこの世界にもう溶け込んでいる此奴…Aはかなり肝が据わってんな…
無理ー疲れたー死ぬーと足をぶらぶらと揺らしながらぶつくさと文句を言うが稽古中全くもって息を切らさなかった
「嘘つけ、体力馬鹿め」
『人間が体力なさすぎるだけでしょ?ねえ、帰っていい?』
「は?泊まってけよ、俺の嫁たちがお前に会いたがってるんだけど」
『…は?嫁"たち"?二股?三股?』
527人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやりん - 何か、これ見ると、落ち着く。。。 (2020年7月21日 18時) (レス) id: 5191a250c9 (このIDを非表示/違反報告)
兎吐(プロフ) - 瑞稀さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しいです......ちょっとほのぼの入れたかったので笑最近忙しくて更新遅いですが気長に待っていてくれると嬉しいです(>_<)コメントありがとうございました! (2019年9月28日 13時) (レス) id: 0a7202a43e (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - 鬼滅×喰種最高です…!!!!!すっごく面白いです。やっぱ喰種切ない…嫁さんたちとのわちゃわちゃ可愛かったです笑笑 こうしんたのしみにしてます! (2019年9月28日 1時) (レス) id: be8945b53e (このIDを非表示/違反報告)
ARIA(プロフ) - 私の端末ではフラグは付いていないです!更新楽しみにしてます、頑張ってください! (2019年9月1日 20時) (レス) id: 2bba374a3f (このIDを非表示/違反報告)
菊藤(プロフ) - とても面白いです!頑張ってください!応援してます続き楽しみにしてます! (2019年9月1日 17時) (レス) id: 7ca2f89356 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うる。 | 作成日時:2019年8月31日 0時