-危険信号 ページ2
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「人間でもない、鬼でもない...人を食らう喰種という生き物が出現しました」
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猗窩座からの報告により知り得た"喰種"という生き物の名は何百年も生きた私でさえも一度も聞いたことがなかった
鬼でもなければ、人でもない
なのにも関わらず人を食らう生物
白髪の女、右眼は赤黒く変化、背からは触覚のようなものを出現させ猗窩座と対戦したとの事だった
そして何よりも再生能力を持つ
まるで鬼と同じような生物。私でさえも見たことの無い謎に満ちた生命体
興味がある＿＿＿＿＿…
そうと決まれば確実に私の手の中にしたい
行動は早く、直ぐにあらゆる場所に鬼を配置させ、猗窩座の言っていたその女を探させた
しかし見つかることは無かった
その代わりに入ってきたのは私の腸が煮えくり返るような情報
〈下弦の鬼が何者かに食われた〉
配置していた下弦の鬼の場所にすぐさま出向けばそこには不気味な男
白髪、痩せこけた頬、黒ずんだ爪、不気味さを思わせる漆黒の羽織
そして赫く光る眼
この男は鬼でなければ、人でもない
そして気づく。この男こそ私の探していた
"喰種"という生き物だということを
＿＿＿＿＿＿＿＿
俺は鼻がいい
匂いを嗅げばその人の思っていることも大体わかる
沢山の匂いを嗅いできたけれどAの匂いは独特だ
"喰種"の匂いは人間と鬼とは違うから嗅ぎ分けられる
Aの匂いは何か犇めきあった…ううん、言葉にするのは難しいが…
何と言うか常に喜怒哀楽が発動しているかのようだ
言葉にするのならば必死に嘘で塗り固めているような感じだった
今は少し落ち着いたが喰種は常に重い匂いがするような感じだ
そして血の匂いがする
だから、すぐに分かるんだ
「…!?…ぐ、なんだ…この、匂いｯ」
街に出た時に違和感を感じ得たのは、
喰種を見分けられるからだと気づいた時は血の気が引いたのを覚えている
Aとは比べ物にならないくらいの重い匂い
近くにはいない。残り香だろう
その者が歩いただけで染み付くほどに濃い異臭
その匂いは、嗅いだだけで身体が拒否する
お館様、そしてAに伝えなければいけない
不味いことが起こる前に
「…お館様にっ、報告を頼むｯ！」
〔カァア！任セロ、俺ノ弟子！！〕
炭治郎は直ぐに鎹鴉にそう命じ、己もAの居る蝶屋敷へ走った
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レナ(プロフ) - 早く続きが見たいです！更新お願いします！！ (12月11日 15時) (
レス) @page7 id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - 続き待ってます！ (11月9日 17時) (レス) @page5 id: 8ef070ecbb (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - すごく面白いです！！一気に読んでしまいました！あとオウル好きなので嬉しいです！続きが気になります。また更新してほしいです… (2021年8月16日 14時) (レス) id: c397bf8382 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 更新されるの楽しみに待っています！ (2020年11月18日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
える - これむっちゃすき！！！！更新おねがいします！！！ (2020年7月29日 22時) (レス) id: 4b9e63eb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うる。 | 作成日時：2020年5月20日 3時
