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番外編 182? ページ45

健「マキちゃん!ほんまにすまん!!」

マ「健二郎さん…!?」
 
 
 
俺はマキちゃんの前をすり抜けると
Aの腕を掴んだ。



驚いた顔のA。

 
俺はAの手を掴んだまま"リュージ"を見据えて言った。

 

健「こいつは、俺のなんで。
…行くで、A」



「え、ちょっと、…健二郎!?」


 
何で。

何で俺以外の男に弱い顔見せるん。



今回のことで思い知らされた。


 

俺は、やっぱり

何でもええから、Aの一番近い存在でおりたいんやってこと。
 



 
手を引いてたどり着いた路地裏。


俺はAを抱き締める。

久しぶりにふわりとAの香りがして
 

 

…あかんで、多分。

今日は止められへんで、許して。


 


「健二郎…なんで…」

健「なんで、やないやろ。なんで"リュージ"に相談してるん」

「なんでって…健二郎、いないから…っ!」
 


…そりゃそうや。
離れたんは俺や。…俺やけど!



「健二郎だって、彼女とデートしてたんでしょ?」

健「彼女やない!あれは、Aを忘れるために…っ」
 


あぁ、もう知らん。
我慢してたけど、無理や。




健「…Aのせいやで」

「健二郎…」


 
わかってるやろ?
俺がどれくらい本気でお前のこと大事に思ってるか。


 
健「彼女なんか、いらん。
俺の両手はAでいっぱいやからな、そんな余裕あらへん」
 

「…うん」
 

 
Aの手が、ゆっくりと俺の背中に回される。


拒否せんの?
知らんで?

俺、このチャンス逃すほど優しくないからな。



「…私、やだったよ、健二郎に彼女がいるかもって知って」
 

 
震えるAの声、身体、手。

いつもと違う様子に驚きながらも、俺はAの言葉に
耳を疑う。

 
「…ね、何でかな…」


何でやろな?

とりあえず黙って。

 


いや、黙らせるわ。




俺はゆっくりと、Aに顔を近づける。


何でかって
俺が今から、お前に思い知らせたるから。

 


 


―――――




はいー!健二郎さんでした!

喧嘩別れ後の初の再会シーンでしたねー!

本編ではこのまま隆二さんと帰るんですけどねー。

 

…あれ?直人さん?どうしました?



 
人「…ね、俺これ見たくないよ!?」


 
…直人さん、泣いてるんですか…?
 

人「…心配になってきた。俺、帰る!」



え?ちょ!?



…あ、帰っちゃった。

あ、えーと、それじゃあ皆さん!


ELLY's roomでしたー!バイバーイ

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 三代目 , NAOTO   
作品ジャンル:恋愛
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C - 泣いた!(´;Д;`) (2017年9月22日 11時) (レス) id: 5702af0d9c (このIDを非表示/違反報告)
水樹(プロフ) - LOvE PANiC大好きすぎてもう5回目くらいですそれくらい最高です! (2017年6月6日 19時) (レス) id: 27f38936cf (このIDを非表示/違反報告)
s - 占いツクールの小説は前々からよく読んでいましたが、こんなに感情移入した小説は初めてです。 読み出したら止まらなくて、三代目のメンバーの妄想小説を読んでいると言うより、一つの映画脚本を読んでいるような気分でした。今まで読んだ占ツクの小説の中で一番です! (2016年5月21日 1時) (レス) id: 3295d502e0 (このIDを非表示/違反報告)
たえ(プロフ) - こんなに感情移入できたの初めてでいっぱいドキドキキュンキュンさせて頂きました^^エリーが好きなのにNAOTOに気持ち持ってかれちゃいました(*´艸`)ぜひまたNAOTOメインの作品書いて頂きたいです!! (2016年5月10日 19時) (レス) id: 810f45a0fd (このIDを非表示/違反報告)
maman727(プロフ) - もう、すごくすごく良かったです。こんなモテモテでドキドキで本当に楽しかったです。次の作品も楽しみにしてますね(*^^*)素敵な作品ありがとうございました。 (2016年4月19日 8時) (レス) id: 061f6038ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NEE | 作成日時:2016年3月12日 11時

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