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329ー直人 ページ36

突然のキス。


 
きみは、いつもそうやって
俺が一番たまらないタイミングで、誘惑する。


 

 
最後にAちゃんを抱いてから
何度そのときのことを思い出していたか知らないでしょ?


 
本気で好きだからこそ
きみにだけは紳士でいたいって思うのに


その決心を崩そうとするのは
俺に試練を与えているの?
 



もし、試しているだけなら

俺をからかっているだけなら
 



今日は、本当に、余裕ないよ?俺

 


 



 
重ねた唇を離せば、俺を見上げるAちゃんが
顔を赤くして恥ずかしそうにする。

 

自分からキスして、誘ったくせに

照れる仕草が更に俺を揺さぶる。

 

 

 
乱暴に、したくない、のに。

 
 
噛みつくように唇を重ねれば
やがてくぐもった息遣いが漏れて


甘い吐息に変わる。
 





 

それがまた更に、俺の欲望を掻き立てる。


 




 
服の上から身体に触れて
びくりと身体を震わせるAちゃんに
 






今の俺は

怖がらせてしまったかもしれないという心配よりも



もっと、


もっと、きみの甘い姿を見たいと
男としての欲が俺を支配する。

 
 




あぁ、だから言ったのに。

 



今日は、優しくなんて出来ない。

 





ずっと想って


想って


想い続けた、Aちゃんだからこそ。


 

一度加速し始めれば

止まることなんて出来やしない。









人「…いいの?」



「…いい、です」



人「ちゃんと意味わかって返事してる?」
 


 

これが、最後の理性。






人「これから、俺がAちゃんを
めちゃくちゃに抱くってことだよ?」





 

 
それを聞いて

カッと顔を赤くした彼女は

目を反らして、頷いた。


 




「…直人さんの、好きに…してください…」


 




…それ、男が一度は言われてみたい台詞。





たまんない。


 


きみの合図で

俺は



もう一度深く口づける。


 




覚悟して?









俺の全身全霊をかけて

 

今からAちゃんのことを


愛してあげる。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 三代目 , NAOTO   
作品ジャンル:恋愛
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C - 泣いた!(´;Д;`) (2017年9月22日 11時) (レス) id: 5702af0d9c (このIDを非表示/違反報告)
水樹(プロフ) - LOvE PANiC大好きすぎてもう5回目くらいですそれくらい最高です! (2017年6月6日 19時) (レス) id: 27f38936cf (このIDを非表示/違反報告)
s - 占いツクールの小説は前々からよく読んでいましたが、こんなに感情移入した小説は初めてです。 読み出したら止まらなくて、三代目のメンバーの妄想小説を読んでいると言うより、一つの映画脚本を読んでいるような気分でした。今まで読んだ占ツクの小説の中で一番です! (2016年5月21日 1時) (レス) id: 3295d502e0 (このIDを非表示/違反報告)
たえ(プロフ) - こんなに感情移入できたの初めてでいっぱいドキドキキュンキュンさせて頂きました^^エリーが好きなのにNAOTOに気持ち持ってかれちゃいました(*´艸`)ぜひまたNAOTOメインの作品書いて頂きたいです!! (2016年5月10日 19時) (レス) id: 810f45a0fd (このIDを非表示/違反報告)
maman727(プロフ) - もう、すごくすごく良かったです。こんなモテモテでドキドキで本当に楽しかったです。次の作品も楽しみにしてますね(*^^*)素敵な作品ありがとうございました。 (2016年4月19日 8時) (レス) id: 061f6038ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NEE | 作成日時:2016年3月12日 11時

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