【FNaF4】優しき少女は死と隣り合わせ (ページ5)

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04 フレッドside 後輩ページ5

フレッドベアside

Aの腕に抱かれたまま、一人考える。

フレッド(そういえばAが楽しそうに笑ってるの久しぶりに見るな。昔は双子の姉がいて、いつも楽しそうに遊んでいた。あの子正義感が強かったから、意地悪してくるお兄さんから守ってくれてたもんな。でも、亡くなって以来、お兄さんからよく意地悪されるようになって徐々に笑わなくなっていった。ある意味ここに来て正解というべきなのかな.....もしも思い出したら...僕は、嫌われてしまうだろうな。)
ナ2「そういえばA、腕に抱えてるそれなぁに？」
『？...あぁ、この子はねフレッドベアって言うんだ!私の大事なお友達‼』

そう言って、強く抱きしめてくる。

フレッド(っ‼///...あぁ、無意識にやってるのは知ってるけど、ドキッてしちゃうんだよね。お友達か...友達以上になりたいけど、無理なんだろうな...。)
ナ2「フレッドベア？」
ナ「‼フレッドベアって俺達の先輩じゃん‼」
ナ3「えっ!マジで⁉」

そう騒ぎ出したと思ったら、こちらに寄ってくる。Aは急にこちらに来たためか、肩をビクつかせる。

ナ3「うわぁ!俺初めて見たかも‼」
ナ2「僕も～!」
ナ「黄色の体してるんだなー。」
フレッド(そういえば、こいつらの事は知ってたが直接会ったことなかった。)

まじまじと興味深そうに見られ、少し硬直してしまう。

ナ「なぁなぁ!フレッド先輩って呼んでも良いか？」
ナ3「あっ!俺もフレッドぱいせんって呼んで良いか？」
ナ2「僕はフレッドさんって呼んでも良い？」
フレッド「えっ」
『だってさフレッドベア。』
フレッド「(フレッド先輩ねぇ...)...良いよ。好きなように呼んでくれて。(実際あいつらにもそう呼ばれてるし。)」

3体の顔がいっきじ明るくなり喜び始める。

『優しいね!フレッドベア!』

そう言われてまた強く抱きしめられる。

フレッド(あぁ///慣れない///)
ナ「でも、なんで俺達よりも小さいんだ？」
『だってぬいぐるみだもん。』
ナ2「じゃぁ、本当は違うの？」
『うん!本当はね君達の倍ぐらいあって...』
フレッド「？」

片腕が剥がされ、Aが頭を抱え始める。

『うっ‼』
フレッド「A‼」
フレドルズ「A‼」

片腕がないままゆっくりと自分の目線が低くなっていく。フレドルズは心配そうに声をかけている。

フレッド(思い出したら、どうなるんだろう。)