検索窓
今日:26 hit、昨日:1 hit、合計:14,051 hit

01 暗い部屋 ページ2

頭が少しガンガンしながらもゆっくりと目を開けると目の前は見覚えのない天井が広がっていた。

『...あれ?知らないところだ』

ゆっくりと体を起こすと全く知らない所だと分かり、不安になる。

『ど、どうしよう...』

あたりを見回していると見覚えのあるシルエットが目につく。黄色の体にシルクハットの帽子...

『フレッドベア‼』

いっきに不安は消え去り急いでベットの横に置いてあるフレッドベアのもとへハイハイしていく。『あっ』っと声を出す頃にはもう遅くベットから勢いよく落ちる。
ードンッ
落ちるとともにフレッドベアを片手で掴んだため庇うようにすると背中から落ちてしまう。

『うっ‼...い、たい』

背中から感じる痛みに耐えながら、腕の中にいるフレッドベアを見る。

『よかった...でもなんでフレッドベアがここにいるの?』
フレッド「Aがいるからだよ。それよりも大丈夫かい?すごく痛そうだったけど...」
『うん!痛かったけどもう大丈夫だよ。心配してくれてありがとう!』

心配させないように満面の笑顔でそう言う。

フレッド「そ、そう///それなら良いけど///」
『ねぇ、フレッドベアはここがどこなのか知ってる?』
フレッド「...まぁ、知らないって言ったら嘘になる。」
『じゃぁ、少しは知ってるんだね!それならよかった。さすがだね!』
フレッド「そ、そうでもないよ///」

フレッドベアを腕に抱えたまま立ち上がる。部屋にはおもちゃなどがあって殺風景でないだけマシだが暗闇が多く恐怖を少し感じる。

(どうしよう...フレッドベアがいるからそこまでは怖くないけど、ここから出られないかも...)
フレッド「A、大丈夫。君はとても勇気があって賢い。落ち着いていけば大丈夫。」
『ありがとう、落ち着かないとだよね...よし!まずはこの部屋を調べるぞー!』

片腕を力強く上にあげ、気合いを入れる。

フレッド「その調子だA。」

その言葉を聞き、部屋の探索を始める。

ーーーーーーーーーー
フレッド(やっぱりAは可愛いし偉いなぁ。あいつらとは仲良くなれる気がする。変な気を起こさなければ良いけど...)

02 明かり→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月26日 11時) (レス) id: aa52c6c5b0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:剣狐 | 作成日時:2018年9月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。