298時間目 ページ49
カルマside
?「僕は、死神と呼ばれる殺し屋です。
今から君たちに授業をしたいと思います。」
本当に殺し屋なのかと疑うほどの、優しい笑顔。
俺は、前に自分が感じたことを思い出す。
"怖くないって 実は一番怖いんだ"
………まさにこのことか。
つうっ、と冷や汗が頬を撫でる。
死神「花はその美しさにより
人間の警戒心を打ち消し、人の心を開きます。
渚くん、君たちに言ったようにね。
………まぁ彼女は例外だった。」
その言葉に俺は思わず立ち上がる。
「………………Aに何したの?」
ギロりと死神を睨みつけて問う。
自分でも驚くほど、低く曇った声だった。
暗い教室に重低音が響いて
やけに余韻が残る。
死神「…花が美しく、たくましく進化してきた本来の目的は
………律さん、送った画像を表示して。」
いつの間にか、律に画像を送っていた死神。
____どうして国家機密であるはずの
律の存在を知っているのか。
そして律に画像を送信するための情報を
どこから得たのか。
不審な行動の数々に恐怖は募るばかりだ。
それにさっき、死神は
"渚くん"とハッキリ言った。
………俺らは一切、名乗っていないのに。
原「………………あっ……!」
俺が考え事をしていると
驚いた声を上げる原さん。
声がしたほうより少し後ろの律を見ると
「……………っA?!」
その画面には死んだようにピクリとも動かず
目を閉じて横たわるAが映し出されていた。
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きりが悪くて申し訳ないです…
続編へ行きます!
hit数や、評価の数が増えていて本当に嬉しいです!!
ありがとうございます!
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続編でもよろしくお願いします!!
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るびー(プロフ) - Cocoさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます!! (2020年1月7日 13時) (レス) id: 1be613beca (このIDを非表示/違反報告)
Coco - 261話でスモッグの薬の説明のところで、[思いをふる]ではなく、[猛威を振るう]だと思います! (2019年1月5日 9時) (レス) id: 514fef56d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るびー | 作成日時:2016年5月29日 0時