293時間目 ページ44
カルマside
いつものようにAをからかうと
A「二人とも私を何だと思ってるの…。」
Aもいつものように
ぷくーっと頬を膨らませる。
なんとも可愛らしい癖だ。
そんなAの言葉に、杉野と茅野ちゃんが
顔を見合わせて
「「………金の豚。」」
なんていうもんだから
思わず吹き出してしまった。
すると、当然Aの拳が飛んでくる。
避けるのも面倒で
そんなに痛くもないので受ける。
「…………………いって！」
……前言撤回、かなり痛かった。
花屋「えっと……じゃあ、お願いするね。」
茶番をやっていると
今まで黙って見ていた花屋さんが
遠慮がちに口を開いた。
A「……あ、はい！」
二カっと笑い、Aは元気よく返事をする。
潮田「じゃあ僕らは、先に帰ってるね。」
A「うん、気を付けてね！」
奥田「が、頑張って下さいね！」
A「ありがとう、愛美っち！」
こうして俺らは笑顔で手を振るAと別れて
学校へと戻った。
.
.
.
.
…………………後に俺は
この行動を後悔することになる。
なぜAを置いてきてしまったのか。
.
…予測できなかったんだ。
まさか、あんなことになるなんて。
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るびー(プロフ) - Cocoさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます！！ (2020年1月7日 13時) (
レス) id: 1be613beca (このIDを非表示/違反報告)
Coco - 261話でスモッグの薬の説明のところで、[思いをふる]ではなく、[猛威を振るう]だと思います！ (2019年1月5日 9時) (レス) id: 514fef56d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るびー | 作成日時：2016年5月29日 0時
