検索窓
今日:23 hit、昨日:63 hit、合計:194,758 hit

290時間目 ページ41

Aside







そして私は今、ビッチ先生への
プレゼントを選びに来ていた。






何でも4日前の10月10日は
ビッチ先生の誕生日だったらしい。





烏間先生からプレゼントを貰えなくて
落ち込んでいる様子を見て





私達が背中を押してやろう!
ということになったのだ。






修学旅行班でバースデープレゼントの
買出し組として校外へ出ていた。









杉野「…………たってなぁ。





ビッチ先生、大概のプレゼント
貰ったことあるだろ?」









潮田「クラスのかんぱ、総額5704円…




これで大人の女性に
ふさわしいプレゼントは…」








そう言い、頭を抱える渚。





……一体一人いくら寄付したら
そんな中途半端な額になるんだろう。





疑問に思ったが
あえて突っ込まないでおく。






んんー、と花屋さんの前で
考え込む私たち。






そんな私たちの顔を見て
はっとした人物がいた。









?「………ねぇ、君たち



あの後大丈夫だったのかい?」









そう言って突然声をかけてきたのは
花屋の店員さん。





グレーの髪を帽子で包んでいて
その顔付きはいかにもいい人そうに見える。





……けれど、見覚えはない。






さっきの言葉だけでは
理解できていない私たちに








?「ほら、おじいさんの足の怪我。」








そう付け足す。









潮田「………あ!



救急車呼んでくれた花屋さん!




あの時はありがとうございました…
何とか許してもらえて…。」









どうやらこの人は、あの保育園のおじいさんに
怪我をさせてしまったときに
救急車を呼んでくれた人らしい。






私はその場にいなかったので、初対面だ。






渚と店員さんの記憶力に感心する。





花屋「そっか。大事にならずによかったね。



それと今、プレゼントあげたいとか
大人にふさわしいとか…」







神崎「あ、はい…!」






花屋「なら、こんなのはどう?」








すっと、どこからか薔薇の花を1本取り出し
ゆきちゃんに手渡した。

291時間目→←289時間目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るびー(プロフ) - Cocoさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます!! (2020年1月7日 13時) (レス) id: 1be613beca (このIDを非表示/違反報告)
Coco - 261話でスモッグの薬の説明のところで、[思いをふる]ではなく、[猛威を振るう]だと思います! (2019年1月5日 9時) (レス) id: 514fef56d1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るびー | 作成日時:2016年5月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。