253時間目 ページ4
カルマside
「………A！！！」
止める間もない速さで
へリポートへと乗り込んだA。
あまりに突然のことだった。
そして爆発に巻き込まれたAは
地面に叩きつけられた。
しかし、どうやら意識はあるらしく
フラフラと立ち上がった。
ガラスの破片が刺さったのか
体のあちこちから血が出ていて
爆発の熱風で火傷も負っている。
鷹岡「あはっっ……はははははははっっ！！」
そんなAと渚くんを見て
狂ったように笑い出す鷹岡。
鷹岡「………馬鹿な女だなぁ！
自分から爆発に巻き込まれてその有様か！
しかも、治療薬を守ることもできなかった！」
鷹岡のその言葉に、Aはただ俯いている。
鷹岡の狙いは初めから
Aを爆発に巻きこむことだったのだ。
自分の命なんて気にも留めないAの行動は
簡単に予想がつく。
鷹岡「夏休みの観察日記にしたらどうだ？
お友達の顔面がブドウみたいに腫れ上がっていく様をよ！！」
鷹岡のその一言で
ピタッとAの肩の震えが止まった。
そしてAと渚くんは
ほとんど同時にある一点を見た。
その視線の先には、寺坂がいた。
そしてAの目からは光が消えていた。
………完全に、キレている。
ああなってしまうと
もう手のつけようがない。
誰も、彼女を止めることはできない。
だってAは
___________×××だから。
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るびー(プロフ) - Cocoさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます！！ (2020年1月7日 13時) (
レス) id: 1be613beca (このIDを非表示/違反報告)
Coco - 261話でスモッグの薬の説明のところで、[思いをふる]ではなく、[猛威を振るう]だと思います！ (2019年1月5日 9時) (レス) id: 514fef56d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るびー | 作成日時：2016年5月29日 0時
